買取実績

1775年に当時の国王クリスチャン7世とジュリアン・マリー王妃によって、王室使用と親交のある各国の王室への贈り物を制作することを目的に設立されたのが「ロイヤルコペンハーゲン」です。

格調のある芸術的な作品を作り続け、世界中の王室や上流階級から絶大な信頼を集めてきました。

繊細なレース技術、高度な手描きによる独特な絵柄、日本でも人気の高いコペンハーゲンブルーと呼ばれる独特の青、全てが伝統と誇りを守るクラフトマンシップによって受け継がれています。

 

ロイヤルコペンハーゲンを代表するパターンの一つである「フローラダニカ」は、世界でもっとも豪華なディナーサービスの一つとして評価を得ています。

 

フローラダニカは1790年に国王クリスチャン7世がロシアのエカテリーナ2世への贈り物として作らせたのが始まりと言われています。

これらは植物図鑑を手本としながら豊富な色使いのできる上絵付技法によって1点ずつ手で描かれています。

フローラダニカは一つの作品を2人のペインターによって作り上げられる為ペインターサインが2つ記載されています。

一人が花のモチーフを、もう一人がゴールドを描きます。

アイテムがいくつものパーツに分かれるとそれに掛かるペインターの人数は増えます。

 

・フィギュリンとは

フィギュアではなく、フィギュリン…？と思われた方も多いと思います（私も思った）

陶磁器で作られた人形や彫像などの立体造形、または芸術的技法によって象られた作品を総じてフィギュリンといいます。

イメージとしてはフィギュアに近いのですが日本ではおもちゃとしての要素が強いでしょう。

世界ではたくさんの陶磁器メーカーがオリジナルのフィギュリンを制作しており、工程と絵付けもハンドペイントです。

ロイヤルコペンハーゲンではイヤープレートやマグカップが人気ですが隠れたファンが多いのがフィギュリンです。

 

洋食器の査定ポイント

・状態

年代、人気の有無、汚れやキズなどの状態で金額については結構変動がありますが、当店は欠けや割れ、ヒビのない限りはお買取りが可能です。

更に箱がなかったり、使用していて傷や汚れがある、2級品のものなどのイヤープレートでもお買取りさせて頂きます。

 

・年代

古い食器はなかなか高価買取が難しい場合もありますが、ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは古くてもお買取りが出来ます。

勿論人気の有無、状態等によっては変動することもありますが比較的古いものの方がお値段が高くなります。

ただ古い物と言っても、1976年や1970年代後半になってくると徐々に値段が落ちてきます。

 

まとめ