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Golden Jubilee Diamond (ゴールデンジュビリ) 545.67カラット

Golden Jubilee Diamond  545.67カラット

 
ゴールデン・ジュビリーは
 
世界最大の研磨済み
 
ダイヤモンドです。
 
545.67カラット(109.13g)の
 
重量があり、原石は
 
南アフリカ産出で
 
755カラット(151g)で
 
ユダヤ人宝石研磨師
 
ガブリエル・トルコフスキーに
 
よってカットされました。
 
色はオレンジがかった濃い
 
ブラウンでカラーグレードは
 
ファンシーイエローブラウン。
 
カットは
 
ファイアーローズクッションカットと
 
呼ばれる。タイ国王が所有しています。
 
原石は1985年にデビアス社の持つ
 
南アフリカのプレミア鉱山で
 
産出しました。
 
プレミア鉱山ではほかに
 
カリナン、テーラー・バートン、
 
センティナリー・ダイヤモンドなど
 
有名なダイヤモンドを産出しています。
 
しかし、ゴールデン・ジュビリーの
 
原石の「名もない褐色の石」は
 
濃い色を持っていたため、
 
醜いアヒルの子のように
 
扱われていました。
 
デビアス社は
 
センティナリー・ダイヤモンドの
 
カットを依頼していた
 
ギャビ・トルコフスキーに
 
提供しました。
 
センティナリー・ダイヤモンドのために、
 
ギャビ・トルコフスキーが考案した
 
新しいカッティングのための工具と
 
技術の試験用とするためでありました。
 
この技術はこれまで試されたことがなく、
 
この石が失敗しても失うものがないと
 
いうことで実験台として最適で
 
あると考えられたためであった。
 
カットは1988年までに行われ、
 
「名も無い褐色の石」から
 
それまで世界最大だった
 
カリナンIよりも15.37カラット(3.07g)も
 
重いファンシーイエローブラウンの
 
美しいダイヤモンドが
 
得られたことが驚かれました。
 
そして名の無いファンシーカラーの
 
大きなダイヤモンドは
 
センティナリー・ダイヤモンドと
 
共にデビアス社によって
 
紹介されることで、
 
次第に世に知られるようになりました。
 
ゴールデン・ジュビリーはその後、
 
1997年にタイ国王のラーマ9世の
 
治世50周年を記念して、
 
タイ王室に献上されました。