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アレキサンドライト (alexandrite)
アレキサンドライト (alexandrite)
金緑石(きんりょくせき)
双子座の守護石
意味深で神秘的な輝きを放つ
宝石「アレキサンドライト」。
光源により色が変わる変色特性から、
二面性をもつ魅惑の宝石とされ、
その輝きで人々を魅了してきました。
タイプが異なる昼と夜の光によって、
表情を変えます。
この特性を、変色効果 と言い、
2つの顔を持つ魅惑の宝石として、
「昼のエメラルド」「夜のルビー」と
いわれています。
また、クリソベリル(金緑石)という
宝石の一種です。
クリソベリルのなかでも、
宝石が持つ色相が美しく変化することから、
「変色の宝石王」とも呼ばれています。
太陽光の下と白熱光の下で見たときに、
色が違って見ることができます。
日光の下では緑色がかった青から深緑が強く、
ロウソクや白熱光の下では赤味が強くなり、
深紅、赤紫色や紫色、オレンジ色に
見える特徴があります。
その変色効果がはっきりとしているほど、
質が高いとされています。
それぞれの色によって魅力が変化するのも、
この石の醍醐味と言えるでしょう。
昼のエメラルドとは、
太陽光の下で見せる、
エメラルドのような青緑色で
奥行きを感じさせる深みのある色。
媚びない澄んだ美しさは、
華麗さと気品のある表情を見せてくれます。
夜のルビーとは、
夜の室内のライトの下で
赤紫色に変化。情熱を感じさせる赤紫は、
妖艶で大人の色香を感じさせつつも、
気品をしっかりと残した魅力があります。
ロシアでは「皇帝の宝石」と呼ばれている
アレキサンドライトには、
いろいろな意味が込められています。
「高貴・誕生・光栄・出発」
2面性を持つ意味から、
双子座の守護石とされています。
人間の内側の部分の成長と深く関連し、
周囲に流されず、自分の中にある信念を
貫いて生きる強さという意味がある
といわれています。
人間関係を良好にしたい、
恋愛運をよくしたい、
ビジネスを成功させたい、
リーダーシップを発揮したい、
富や栄光をもたらしたい、
内面を磨きたいなどの
人におすすめの宝石です。
アレクサンドライトの名前の由来は
明確ではありませんが、フィンランドの鉱物学者、
ニルス・グスタフ・ノルデンショルド (1792~1866)が
この鉱物を発見した日が、ロシア皇太子である
アレキサンダーの16歳の誕生日
(1834年4月17日)だったため、
未来の皇帝アレキサンダー二世を記念する意味で
「アレクサンドライト」と名づけられたというのが
通説になっています。
カラーバリエーション
深紅、赤紫色、紫色、オレンジ色
赤紫色、青緑色。
アレクサンドライトの原産国
ブラジル、スリランカ、ロシア、ミャンマー、
インド、マダガスカル、タンザニアなど。
中でもロシア産は、クオリティの高いものが
多く産出されることでも有名です。
取り扱い・お手入れについて
汚れや汗などを乾いた柔らかい布などで
丁寧に撫でるように拭き取ってください。
短めの時間なら超音波洗浄のご使用は可能ですが、
ご使用は極力控えましょう。
直射日光を避ける場所などで
保管しましょう。
ぶつかったり、擦れたりしないように
取り扱いに注意してください。