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【情報ブログ①】 新旧500円玉の違い
この度も「リサイクルマート浜松南店 百蔵」のブログをご覧いただきまして有難う御座います。
今回はコレクター様との会話で昨年度よく登場した「新しい500円玉」について簡単にまとめてみたいと思います。
お時間のある方は最後までお付き合いいただければ幸いです。
なおこの情報ブログ内の文章につきましては、財務省のHPや造幣局のトピックスなどを参考資料としております。
あらかじめご了承のうえご覧くださいませ。
目次
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新500円玉が発行されるまでの道のり
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新500円玉の特徴
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偽造防止技術
- 同時期に発行された記念硬貨などのご紹介
1.新500円玉が発行されるまでの道のり
まずは新500円玉が発行された今日までの道のりを簡単に振り返りたいと思います。
平成31年4月9日 この日に初めて財務省より新しい5百円貨幣の発行について報道がされました。
「新たな偽造防止技術」や「素材」など発表され、発行時期は「2021年度上期を目途」
とされていました。
令和3年1月22日 新型コロナウイルス感染症による金銭機器の改修作業への影響を踏まえ、
2021年度上期を目途とする発行が一度延期との発表がありました。
まさかこんなところにまで新型コロナウイルス感染症の影響があったとは驚きです。
新500円貨幣の発行を楽しみにしていた方はショックだったでしょうね。
令和3年4月27日 同じく財務省より11月の発行目途で準備をすると発表がありました。
令和3年10月1日 11月1日より発行(日本銀行から金融機関への支払い)開始されると発表。
令和3年11月1日 2000年に発行されて以来21年ぶりの500円硬貨の発行が現実にものとなりました。
実際は11月1日に銀行で手に入れることはできなかったようです。
銀行によって新しい500円玉に両替を希望しても、旧500円玉がなくなってから対応
というところもあったようです。
2. 新500円玉の特徴
新しい500円玉の図柄
素材 ニッケル黄銅、白銅及び銅
品位 千分中銅750 亜鉛125 ニッケル125
量目 7.1g
直径 26.5mm
素材に関しては一つ前の500円玉がニッケル黄銅1種類に対し、「ニッケル黄銅、白銅及び銅」の3種類になりました。
大きさは同じですが重さは0.1g増え、7.1gに。重さも若干違うんですね。
ひとつ前の500円玉との比較をしてみます。(左:一つ前の500円 右:新500円)
次は注目の偽造防止技術についてみていきたいと思います。
3. 偽造防止技術
令和3年10月1日にの報道で、新たな偽造防止技術として3点が発表されました。
1 素材に新規技術である「バイカー・クラッド」(二色三層構造)を導入。
2.貨幣の縁に、新たに「異形(いけい)斜めギザ」を導入
3.貨幣の縁の内側に、新たに微細文字を加工
1の「バイカラー・クラッド」と3の微細文字の加工を確認できる画像は以下となります。
一つ前の500円玉にはなかった微細文字がピンクの楕円線で囲ってある部分です。
「JAPAN」「500YEN」の文字が小さく入っていますね。
「異形斜めギザ」に関しては写真が撮れなかったので、財務省HP(https://www.mof.go.jp/policy/currency/coin/211001.html)でご確認ください。
よく見比べなくてもバイカラー・クラッドの色の境目がはっきりしているので、意外と簡単に見分けがつきます。
4. 同時期に発行された記念硬貨などのご紹介
令和3年4月に郵便制度が150周年を迎えるにあたり、「郵便制度150周年記念貨幣」が発行されました。
1万円金貨幣と千円銀貨幣の2種で、価格は1万円金貨幣が145,000円、千円銀貨幣が11,700円。
また日本の近代通貨制度が令和3年6月に150周年を迎える記念に「近代通貨制度150周年記念貨幣」が発行されました。
こちらは「一万円金貨幣」「五千円金貨幣」「千円銀貨幣」の3種が発行され、価格は、一万円金貨幣が145,000円、五千円金貨幣が76,000円、千円銀貨幣が11,700円。
1万円だけでなく5千円も金貨幣で発行されています。
当店のコレクター様ももちろん所有されているとの事でした。 すごいですね。
造幣局より毎年発行される様々な記念貨幣は種類も豊富で、査定していてもとても楽しいです。
まだ当店にお越しでないコレクターの皆様、手放される際は是非お越しくださいね。
お待ちしております。
買取専門 リサイクルマート浜松南店 百蔵(ももくら)
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