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【コラム】「買取専門店」と「リサイクルショップ」の違い
近年益々マーケットサイズの拡大するリユース業界。
同じ買取業であっても、時代のニーズに伴いその業態は大きく二つに二分化しつつあります。
そんな中でお客様より頻繁に受ける質問があります。
「買取専門店とリサイクルショップって何が違うの?」
消費者視点ですと、確かにこの両者の違いは判りづらいかも知れませんね。
同じ買取業とは言え、消費者のメリット・デメリットという点で比較しますと、実は両者は全く異なる性質をもちます。
本日はこのあたりの違いを正しく解説させていただきます。
両者の違いを正しく理解して、上手に使い分けていただく為の知識としてお役立ていただけましたらと思います。
「リサイクルショップ(総合リユース店)」とは?
「リサイクルショップ」に関しては皆さんにとっては一番馴染みの深い買取業態ではないでしょうか?
店頭で買取をした商品を店頭で販売する昔から存在する買取業態です。
買取した商品は基本的お店の売場に陳列して販売する為、店舗面積は最低でも200坪以上の比較的大きな店構えとなります。
メリットとしては、
①広い売場スペースを持つため、 後述する買取専門店では取り扱えない大型の商品群(冷蔵庫や洗濯機などの大型白物家電や家具類)でも買取対応が可能です。
②金銭的価値の低い商品(500円以下の商品)でも買取してくれる場合が多い。
③「出張買取」に積極的なお店が多い為、 引っ越しなど大量の商品を一度に処分する必要がある場合には非常に便利。
広いお店構えで買取だけでなく宝探し感覚での買い物も楽しめるのがリサイクルショップの魅力。
逆にデメリットとしては、
①広い店舗面積を持つが故に運営コスト(家賃・人件費・光熱費)が高額な為、 そのぶん買取金額が安い。
②アルバイト&パートスタッフが査定を担当する為、 高額商品や専門性の高い商品の売却には向かない。
③②に起因して査定に要する待時間が長い。
以上がリサイクルショップの特徴として言えるでしょう。
冷蔵庫や家具などの大型商品でも買取してくれる。
また、出張買取にも対応しているので一度に沢山の品物を処分したい方には大変便利。
「買取専門店」とは?
買取業務に特化する事により運営コストを大幅にダウン。
その分を買取価格に転嫁する事により、従来のリサイクルショップよりも高い買取価格を実現した新しい買取業態のカタチです。
基本的に買取した商品を売場で販売する事はありませんので、売場面積は30坪以下の比較的小さな店構えとなります。
メリットとしては、
①査定金額が高い。 一般的にリサイクルショップは売上の60~70%の利益を確保しないと採算が合わないビジネス構造と言われています。
一方で運営コストの安い買取專門店は、売上の30%前後の利益で採算がとれてしまいます。 この事から、理論的には両者の買取金額には2倍の開きがある事になります。
②專門機関で教育を受けた鑑定士が常駐する為、高額商品や専門性の高い商品でも安心して任せられる。
③②に起因して査定に要する待時間が圧倒的に短い。
新しい買取店のカタチとして近年爆発的に増加している店舗形態が「買取専門店」。 基本的に売場機能は持たず小さな坪数の店舗が多い。 対象品目的には貴金属・ブランド品など比較的高額な商品の買取を得意とする。
デメリットとしては、
①基本的に売場機能を持たない為、商品の購入は出来ない場合が多い。
②売場面積が狭い為、大型の商品群(冷蔵庫や洗濯機などの大型白物家電や家具類)は買取対応出来ない場合がほどんど。
③歴史の浅い業態である為、コンプライアンス・商売上の倫理観の危ういお店も未だ多数存在する現実あり。
以上が買取専門店の特徴と言えるでしょう。
專門教育を受けたプロの鑑定士が常駐していため、高額品や専門性の高い商品でも素早く査定対応。 また運営コストが低いビジネスモデル故に査定金額も高い。
「リサイクルショップ」と「買取専門店」を比較する。
頭の中を整理する意味で、両者の特徴を一覧表で比較してみましょう。
大切なのは両者の上手な使い分け
いかがでしょうか?
「リサイクルショップ」にも「買取專門店」どちらにも一長一短ある事がおわかりいだけたかと思います。
従いまして両者の特徴を正しく理解して、上手に使わ分けていただく事が消費者にとって大切と言えるでしょう。
業界サイドである私共の所感といたしましては、
このように捉えたら正しいのかと思います。
さあ、お手元にある商品とにらめっこをして、どちらのタイプのお店で売却した方が利口な選択なのか考えてみましょう(笑 その為の判断材料として当記事がお役に立ちましたら幸いです。
買取専門店KAUZOはリユースを通じて皆様の生活を応援いたします。