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5月9日の誕生石(ムーンストーン・シンボル タンザナイト)
あなたはご自身の生まれた月の「誕生石」を知っていますか?
誕生石は、「何月に生まれたか」という誕生月によって決まってきます。
また、誕生石にはそれぞれ「石言葉」と呼ばれる、象徴的なキーワードがつけられています。
自分の誕生石をお守りにしたり、大切な人にプレゼントすることは、国や宗教の違いを超えた世界共通の習慣です。
ここでは、誕生石が持つ石言葉を解説していきます。
5月9日の誕生石のご紹介
第1誕生日 ムーンストーン
石言葉:健康・幸運・愛の予感
効果:心と体の調子を整え、とくに女性の健康を守るといわれています。 不平不満が取り除かれ幸運を呼び込む
半透明の乳白色の石の表面に青味を帯びた光が現れる幻想的な表情が魅力のムーンストーン。インドではその昔、月の光が凝固したものだと信じられていました。持ち主に幸運をもたらし、未来を見通す力が宿るともいわれていました。
ムーンストーンはフェルスパーグループの鉱物の一つで、和名では月長石と呼ばれています。光の効果を生かせるカボションカットにされるのが一般的で、見る角度によって月の光のような帯状の光を放つシラー効果が現れるのが特徴です。ローマ時代にはすでにジュエリーに使われ、現代ではビッグメゾンのジュエリーに好んで使われています。
第2誕生日石 シンボル タンザナイト
石言葉:高貴・知性・誇り・冷静・希望・神秘
効果:気持ちを落ち着かせ、冷静な判断ができる力を与えてくれるといわれ、困難を解決に導いてくれます。 暮れなずむキリマンジャロの空に思いを馳せて
多色性という特徴を持つ青紫の美しい宝石がタンザナイト。バナジウムを含む青色のゾイサイトで、鉱物名をブルーゾイサイトといいます。
1967年に東アフリカのタンザニアで発見され、宝石商のティファニーが命名しました。「タンザニアの夕暮れ」という意味の造語であるタンザナイトは、そのロマンティックな響きと雄大なアフリカの空を思わせる神秘的なブルーの色合いで、世界中の愛好家を虜にしてきました。夕暮れから夜に移りゆく瞬間の空の色を捉えたようなブルーは、一粒の石の中にさまざまなグラデーションを宿し、時間を忘れて覗き込んでしまいそうな魅力に満ちています。タンザニアのキリマンジャロ山の麓にあるメレラニ鉱山でのみ算出される希少石です。
タンザナイトのブルーは光によってさまざまな表情を見せます。自然光の下では透明感に満ちた美しい群青色に、白熱灯の下では紫色、蛍光灯の下では青色へと変化します。
「生まれた月の宝石を身につけると幸せになれる」地球が長い年月をかけて育んだ美しい宝石の数々。
意味を知っていると、相手にプレゼントするときや自分で身に着けるときにより特別なものに感じられると思います。
しかし、誕生石というと生まれた月のものしか身に着けられないと思っている方もいるかもしれませんが、その時の思いにふさわしい意味を持つ宝石を選んで身に着けるという方法もあります。その色や輝き、透明感を最大限に活かす誕生石という切り口から気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。