新着情報
Subpage Header Image

【修理代はどのくらい?】ロレックスのヴィンテージモデル買ってみた!!型番1603 デイトジャスト

皆さんこんにちは。
リサイクルマート稲沢パールシティ店です。
ブログに目を通していただき誠にありがとうございます。
さて、中古ロレックスを買いたいけど、
買った後の修理代(メンテナンス費用)がいくらくらいかかるのか、
気になる方・知りたい方も多いのではないのでしょうか。
今回は私が実際にネットで購入した、ロレックスの腕時計をご紹介したいと思います。
購入したものをただ紹介しても、腕時計1本紹介するだけになってしまいますが、
今回は購入した時計をメーカー修理(日本ロレックス)に出しましたので、
メーカー修理でどの様に変わり、その代金はいくらくらいなのかということも、
合わせてお伝えしていけたらなと思います。
この時期は
・ロレックスのヴィンテージの購入を考えている方
・ヴィンテージの修理代について知りたい方
・実際に購入した人の意見を聞いてみたい方
にぜひ参考にして頂きたいと思い書かせた頂いた記事となります。
 
 

実際に購入した時計について

今回購入した腕時計はロレックスの
型番1603「デイトジャスト36㎜」の旧型のモデルです。
ネットでの購入は実際に手に取って確認できるわけではなく、
数枚の写真から判断し購入しなければならなかったので、
正直怖かったのが本音です。
さらに、メンテナンスをいつかけた物なのかも不明のようで、
箱や保証書などの付属品もない「時計本体のみ」での販売だった為、
よけいに心配だったのが正直なところでした。
 
19.JPG
 
ただ、到着した時計は精度が多少気になるものの、動作もしっかりしていましたし、
むしろ写真よりも実物の方がキレイな状態でしたので、
ひとまず安心したのを覚えております。
 
20.JPG
 
 

購入した理由について

 
今回、購入した理由は非常に単純です。
私はデイトジャストの「Ref.1603が好き」という点です。
たまたま見つけたこの個体は、
中古市場での販売相場の中では比較的安価だったという点も、
購入に踏み切った理由になります。
このデイトジャストは1972年頃に製造された個体で、
この時代のデイトジャストは文字盤の縁がが一段下がったような
『段落ち文字盤』となっているモデルとなります。
今のデイトジャストにはない形状が良いんですよね。
 
21.JPG
 
文字盤のカラーはシルバーとなります。
本音を言えば「黒文字盤」が欲しかったのですが、
黒文字盤の相場はシルバー文字盤を比べると少し高くなっていますので、
今回はシルバー文字盤で妥協しました。
また、この1603のベゼルはステンレス製の「エングレーブドベゼル」となっております。
「デイトジャスト」と聞くとベゼルが金材質のフルーテッドベゼル、
を思い浮かべる人が多いのではと思います。
しかし、この「1603」はステンレス製のベゼルとなっておりますので、
高級感を抑えた無骨な雰囲気で、個人的には凄く好みのモデルなんですよ。
 
22.JPG
 
この時計の「雰囲気の良さ」は写真だと少し伝わり辛いのが悲しいところですが、
この魅力を少しでも感じていただけたらとてもうれしく思います。
他にも、
夜光塗料が「トリチウム」であること、
6時位置に「シグママーク」がある点も魅力の一つとなっています。
 
23.JPG
 
24.JPG
 
そしてこの頃のムーブメントは、
「キャリバー1570」です。
古いモデルなので、日付の早送り機能はついておりません。
ですので、日付を合わせるのは少し大変ですが、
私としてはこの『手間がかかる』というのも、
ヴィンテージならではの楽しみなのではと思っております。
逆に時計と触れ合っている時間が長くなりますので、
それだけ時計に対する愛着も湧きやすくなると思います。
ロレックスのムーブメントはこの頃から耐久性にも優れていますので、
古いモデルでも全然問題なく、
普通に現役で使えるというのも魅力の1つではないでしょうか。
 
 

改めて今回購入したデイトジャストの状態をご紹介します。

 
購入金額は約38万円でメンテナンスされていない状態の個体です。
時計本体のみでの相場が大体40万円台~60万円台となっていますので、
30万円台の個体は、ジャンク品かそれに近い個体である可能性もあるかなと思っていました。
ですが、先ほど述べた通り、写真や予想よりも良い状態のものでとても安心しました。
日差はマイナス15秒~マイナス11秒と遅れが生じてはいますが、
しっかり動作はしております。
ベルトは結構伸びて垂れている状態ではあります。
 
25.JPG
 
文字盤はかなり綺麗な状態で、針は当時のオリジナルの物で錆びてもいませんでした。
 
26.JPG
 
ラグ部分もしっかり確認いたしました。
ラグやケースが曲がってたりとか、歪んでいたりすると、
ケース交換となり修理費用もかなり上がってしまいますが、
この個体はラグやケースも多少のキズはありましたが変形はしていなかったので、
この価格で買えた個体にしては良個体だったと思います。
 
 

修理に出す前に実際に装着してみた。

 
実際に装着して見え方を確認してみます。
 
27.JPG
 
バックルは昔ながらの「シングルタイプ」のバックルで、
巻き込みブレスなので今のブレスレットと比べると厚みがないです。
 
28.JPG
 
ベルトが垂れている分、少しダルダル感はありますが、
これはこれでヴィンテージ感があっていいかもしれません。
文字盤も全然綺麗なのでまだまだ活躍してくれそうですね。
 
 

メーカー修理に出した結果

 
修理に出したデイトジャストが返ってきました!
 
メーカー修理は2~3か月かかる事もあるそうなので、そのつもりでいましたが、
45日で戻ってきました。
 
29.JPG
 
あれ?思った方もいらっしゃると思います。
メーカー修理の見積もりを見ていて、ついつい文字盤も交換してしまいした。
『本当は黒文字盤が欲しかったけど妥協した』とお話ししましたが、
せっかくメーカーメンテにかけたのであればと思い、
思い切って黒文字盤への交換をお願いしました。
文字盤の返却も行っているので、元々ついていた文字盤もちゃんと戻ってきます。
元々の文字盤の返却には別途費用が掛かりはしますが、
将来、元の文字盤に戻したいなってときは戻すことも可能ですね。
 
30.JPG
 
後ほど詳細はお伝えしますがこの文字盤返却はオプションなので少し費用が掛かってしまいます。
文字盤変更してもしっかり段落ち文字盤ですし、この黒はマットな黒なので、
艶のないしっとりとした雰囲気がたまらないですね。
 
31.JPG
 
急遽『自分の好きな姿に変える』というテーマに変更させていただいたのですが、
今回は純製品の『革ベルト』と『尾錠』も合わせて購入させていただきました。
4桁Ref.のデイトジャストは実はラインナップに革ベルト仕様のモノがありますので、
メーカーメンテナンスに出すと購入することができます。
 
32.JPG
 
5桁リファレンスや現行のモデルなど、新しいモデルの場合はメタルブレスが多く、
革ベルトに交換できないという物も多いのですが、
この古いデイトジャストは交換可能なので、これも特権のような感じで嬉しいポイントですね。
 
33.JPG
 
やっぱり革ベルトも似合っていていい感じですね。
 
34.JPG
 
ベルトの裏側にもしっかり『ROLEX』そして『王冠マーク』が刻印されています。
ステンレス製の尾錠の先端にも王冠マークがあります。
 
35.JPG
 
今回購入したベルトは『カーフのブラック』ですが、ほかにもラインナップがあり、
『ブラウン』カラーや『クロコ』等あるようです。
クロコは高級感もありカッコイイのですが、ちょっとお値段がお高いということもあり、
今回はカーフを選ばせていただきました。
 
36.JPG
 
(クロコの場合は42,000円に尾錠6,600円、合わせて48,600円となっております。)
 
 

実際にかかった費用は?

 
実際にかかった費用についてここからは紹介させていただこうと思います。
まずはオーバーホールですがこちらは『85,000円(税抜)』でした。
そしてリューズ交換の方が
『5,000円(税抜)』
文字盤と梁交換の方が
『58,600円(税抜)』です。
今回は文字盤と針は返却してもらっていますので、そのオプション費用が、
文字盤と針交換の価格の40%が返却費用となり、
『23,440円(税抜)』がプラスとなります。
追加で購入したカーフの革ベルトは
『13,000円(税抜)』に尾錠が『6,600円(税抜)』
最後に送付手数料の方が『1,000円(税抜)』と消費税(10%)がありますので、
すべての合計金額は211,904円(税込)となりました。
 
37.JPG
 
オーバーホールのみであれば10万円以下なので、
ヴィンテージモデルをメーカに修理に出す費用としては比較的安価にできるとは思われますが、
今回はめちゃくちゃ気になったモデルでしたので、いろいろ奮発して修理しました。
デイトジャストの購入金額が約38万円なので、修理費用と合わせると
合計『591,904円』となりました。
思いのほか修理代はかかってしまった結果となりましたが、
自分の好きな時計が自分の好きな姿になって帰ってきてくれたので、
私は大満足しております。
 
38.JPG
 
ただ今回は私が購入したデイトジャストの場合の結果になりますので、
年代、状態、モデルなどで金額は変わると思います。
ですのであくまで参考程度として考えていただけたら幸いです。
また、メーカーでない外部の時計修理業者に依頼することで、
オーバーホール費用を多少抑えることも可能だとは思われますが、
文字盤効果や、純正ベルト・尾錠の購入はメーカー以外ではなかなか難しいと思われますので、
これらをお考えの方はメーカーでの修理に出すのをおススメいたします。
 
 

最後に

 
今回は私が購入したロレックス「デイトジャスト」がメーカー修理に出したら、
いくらぐらい修理代がかかり、どの様に修理されて戻ってきたかをご紹介させていただきました。
腕時計は年代、状態、モデルにより修理内容も大きく変わるので、
まったく同じ結果になるとは限らないと思いますが、ぜひ参考にしてくださると幸いです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
 
 
 

かんてい局グループのリサイクルマート稲沢パールシティ店について

 

かんてい局グループのリサイクルマート稲沢パールシティ店について

稲沢のリサイクルショップ、リサイクルマート稲沢パールシティ店では、

高級酒をはじめ、各国産酒・洋酒やヴィトンなどのブランド品、貴金属・金貨、金券やデジタル家電、

その他などなど、幅広い商品の買取、換金をさせていただいております。

質屋かんてい局のグループチェーンですので、ブランド品も安心してお持ちください。

査定だけでもお気軽に、お立ち寄りください。

 

◆リサイクルマート 稲沢パールシティ店

愛知県稲沢市井ノ口大坪町80番地1 パールシティ内

買取受付時間 AM10:00~PM6:30

定休日なし

 

telのバナー.jpg