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【貴金属の相場下落?】 金の刻印で、足金・千足金・万足金の金の値や読み方をご紹介します

いつも当店のHPをご閲覧いただきありがとうございます

今回は、千足金 ネックレスをお売りいただきました。

千足金の見方などについてご紹介します

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※あくまで7月買取相場の一例で、当日のご相場によって変動します。

 

お品物について

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商品名:ネックレス

素材:K22~K23

 

7月中盤から7月後半にかけては、金相場が下落してきています、13000円をまた切ろうとしています

ここまで様子を見ていた方もまた貴金属のご売却することをオススメします

 

今の金相場は?

2024年7月24現在1gの相場が13,209円と高値の水準となっております

いまの金相場ですが、7月後半になり金相場が下落してきています

先週までは13,422円とまた高騰している状況でした、今はまた下がりに下がってきています

 

それではここからが今回の本題になります

たまに見かける足金や千足金って刻印がありますが、これってなに?金じゃない?と思う方がいますが、これは正真正銘’金’です。

なのでこの表記の金についてお話します

 

足金ってなに?

足金刻印は金の含有量を示すための中国独自の刻印ですので、中国製の金製品にのみ刻印されています。
 
代表的な物は「万足金」「千足金」「足金」という3種類の刻印があり、金の純度は万足金がK24、千足金がK21.6~K23、足金がK20とされています。
 
ただし、あくまでも中国独自の基準に基づいて刻印されていますので、実際の純度にはバラつきがある場合が多く見受けられます。
 
 
万足金=K24
 
千足金=K21.6~K23
 
足金=K20
 
足金刻印はおおよそこのような含有量となっていますが、千足金がK21.6~K23相当という曖昧な表現をしているのは実際の金の純度にはバラつきがあるからです。
 
中国独自の基準に基づいているため、どの刻印であっても正しい含有量かどうかは刻印だけで判断する事ができないのです。
 
アクセサリーとして使用する上では問題ありませんが、買取査定では含有量によって価格が変動するためしっかりと判別する必要があります。
 
 

偽物ってあるの?

足金刻印が入っている物の中には偽物が存在します。
 
実際にはメッキであるにも関わらず「足金」と刻印されているものや、刻印されている部分は金で出来ておりその他はメッキというパターンなど、様々な偽物が存在します。
 
一般の方が判別するのは困難であり、専門知識や機材が必要になりますので騙されないようにするのは非常に難しいです。
 
 

中国表記の貴金属の査定

①試金石

試金石とは貴金属を鑑定するために用いられる石があり、一般的には碁石の材料となる那智黒石が使用されています。
 
この石に金をこすりつけて線を描き、そこに硝酸をかける事で金であるかどうかを判断しています。
 
金は硝酸のみでは溶解されませんので、消えてしまった場合は金ではないという判断ができ、慣れてくると金の残り具合でも大体の含有量がわかるようにもなってきます。
 
 
 
 
②比重計
比重と言うのは「ある物質の質量と、それと同体積の基準物質の質量との比」です。
 
金の基準物質は水となりますので機械の中に入っている液体は水です。
 
簡単に言えば「水の外での重さ」と「水の中での重さ」を比較すれば金の純度が分かるようになっています。
 
足金刻印のように、刻印されていても含有量が曖昧な物は「試金石」「比重計」を用いて慎重に判断する事が必要です。
 
 
 
 

最後に

今回は中国アクセサリーの「足金」刻印についてご紹介しました。
 
日本人に馴染がある金の色味とも少し違うため、一見すると本物の金なのか判断しづらいですが、一般的には足金刻印は本物の金製品に刻印してあります。
 
「万足金」「千足金」「足金」という刻印は覚えておいてください。
 
ご紹介した足金刻印はもちろんですが、刻印が無い物でも査定しますのでお任せください。
 
また、多くのアクセサリーをお持ちの方の中には金製品をメッキだと勘違いして捨ててしまう方も多いです。
 
現在の金相場であればたった1グラムだけでもしっかりお金になりますので、そのような事がないよう仕分けは鑑定士にお任せください。