超合金はポピー(現バンダイ)が発売した玩具シリーズの名称で、1974年誕生しました。第1弾としてマジンガーZが発売されて、「超合金」のネーミングは同作マジンガーZに登場する架空の金属「超合金Z」に由来するものです。

発売当初は子供向け玩具でもあり、ずっしりとした重厚感が子供たちの間で高い人気を誇りました。その後、販売休止を経て97年に大人向けの商品「超合金魂」の第1弾としてマジンガーZを発売し、再び人気を集めていて中古市場でも多く取引がされています。

古いものは非常に多くの商品が販売されたが、当時のものは子ども向けかつ、丈夫な合金製であったため、かなり使い込まれているケースが多く損傷しているものが多いです。そのため元箱や説明書などの付属部品がそのまま残っているものはとても珍しいといえるでしょう。元箱などの残っている状態の良いものは希少性が高く、高値で取引がされています。

超合金が大人気となったため他社も多くのダイキャスト玩具を発売されたが、「超合金」という名称は玩具においてはバンダイの登録商標になっており、他社は使用する事ができません。そのため、超合金と呼べるのポピー(現バンダイ)のもの商品となっています。

超合金という名前が使用できるものはポピー、バンダイから発売されたものですが、中古市場では超合金以外のあらゆる合金フィギュアが取引されています。 気になるものをお持ちの方は買取査定をしてみるといいでしょう。

超合金

 

超合金は大人をターゲットにしたおもちゃブランド

超合金を欲しがる世代は、実は30代後半から40・50代にかけての大人。いい年をした中高年が超合金を求めるのには、子供時代に流行した戦隊ものやガンダム、マクロスなどを買ってもらえなかったというリベンジ的な意味があります。しかも、最近ではデザインも作りも昔のプラモデルよりしっかりしている超合金が続々と発売。これらを買わずして、どこにお金を使えばいいのだとでもいうように、高額な資金を注ぎ込んでいるファンも多いのです。当然、経済力のある大人に売るほうが、おもちゃブランドとしても確実と判断。こうして、超合金の人気は衰え知らずに継続しているのです。

見た目だけでなく耐久性が高い

超合金のフィギュアは、見た目より耐久性が高いのも人気の理由です。プラモデルのような繊細なおもちゃは、買っても壊してしまうかもしれない、どこに置いておけば安全かという心配が出て購入するのをためらいがち。その点、超合金ならどこに置いておいても、うっかり倒してしまっても心配ないくらい気軽に持っていられます。もちろん、高額な超合金フィギュアを手荒に扱う人はいないとしても、最近の超合金フィギュアが昔より頑丈に作られていることは事実です。コレクションとして、長く持っていることを考えてもメリットがあります。

中古であってもプレミア価格が付いている商品も

超合金のフィギュアは、中古品でもプレミア価格が付いている商品が珍しくありません。もともとの定価以上に高い価格で取引されることもあり、あらかじめ買取店の査定ポイントを把握しておくことも役に立ちます。査定ポイントになるのが3つあります。人気のフィギュアかどうか、商品としての価値があるかどうか、きちんと動かせるかどうかです。人気が高いフィギュアという点をクリアしていても、他の2点が劣ってしまえば買取価格も低くなります。

超合金フィギュアを高く売るためのコツは、いくつもあります。より多くの良い要素を備えていれば、買取価格は上がっていくものです。

高く売るためのコツをお伝えします。

 

できるだけ早く査定してもらう

年代もののフィギュアがお宝価格で売れるのは、ごく稀なケースです。

基本的には、フィギュアは時間がたつほどに価格が下がっていきます。

古いフィギュアが高価格で売れるのは、数が希少だからです。。リバイバルブームで再販されたりしてしまうと、一気に価格が落ちてしまいます。

そのため、なるべく早い時点で査定してもらったほうが、買取価格の提示がよくなる可能性が高いのです。

タイミングにもよりますが、迷っているうちに価格低下してしまう恐れもあることは頭に入れておきましょう。

 

付属品は揃える

フィギュアには、細かなパーツが付いていることも多いです。。パーツは、1つでも欠けているとマイナスの要素となり、当然のことながら箱が付いていないと大きく減点されてしまいます。自分で購入することを考えてみれば、箱が付いていてパーツもしっかり揃っている完全品を選ぶと思います。

付属品が揃っているかいないかで、買取価格に大きく差が出ます。。

 

査定前にはきれいにしておく

フィギュアを査定に出す前には、きれいに掃除などをしておくことも忘れないようにしましょう。

ポイントとしては、塗装がはげていないか、関節がゆるんでいないか、ポーズをとらせたときに維持できるか、変形させられるか等です。

関節のスキマにほこりや汚れが詰まっていても支障が出てきますから、掃除しておくのがいいと思います。