今回お買取りさせていただいたお品物は事務機器、光学機器などを製造し、コンビニなどで見かける業務用プリンターの製造を手掛けるRICOHが生産、販売を行うお品物です。

　防水アクションカメラということで、水深10m防水はもちろんですが、落下時の耐性にも優れており2mまでの落下に耐えられる設計となっています。また、過酷な環境下での使用も想定された設計となっており、マイナス10度までの寒さにも耐えられる耐寒性も備えています。

屋外で使用することが多いカメラにとって水に濡れたり、過酷な環境の変化は大敵となります。

そういった状況でカメラを使用する場合、ハウジングと呼ばれる製品を格納する箱、機材を用いて製品を保護しながら使用するのが一般的です。

ですが、WG-M1では先に記述した防水、耐久性に優れた設計となっているため別途保護機材を用意するという手間も無く様々な状況で使用することができる点はまさに秀逸と言えるでしょう。

 

査定ポイント

①状態

デジタルカメラの査定の場合、型番・年式などの基本情報を確認するのはもちろんですが、バッテリーで問題なく稼働するのか、レンズ着脱タイプの場合はレンズを取り付けてエラー無く撮影できることを査定時に確認します

またレンズ前玉にキズが付いていないかを確認します。
レンズに関してはカビやくもりが発生している場合、査定額に影響します。
一度カビやくもりができてしまうと、カメラ本体やレンズを分解して洗浄といったクリーニング作業が必要になり、
よほど知識が無い限り、一般の人では作業できないのでメーカーやカメラショップで専門的に作業できる方に依頼しなければなりません。
クリーニングにかかる費用もメーカーやレンズの種類によって変動があるため、場合によっては高額になる場合もあります。
そのため、レンズの保管には除湿庫を使用したり、用意が難しい場合はカメラバッグに乾燥剤を入れて保管するという方法で管理をしたほうがレンズの寿命を伸ばすことに繋がります。
また、経年劣化により接着剤(バルサム)が剥がれてしまう事によりレンズがくもるバルサム切れに関しては
こちらも専門的な技術が求められるため、メーカーの修理に出すことが推奨されます。

 

②付属品の有無