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【1万円越え?】Casio(カシオ) 電卓 JS-25 驚きの買取り価格とその理由をお教えします!

こちらのページで紹介している買取価格は、付属品、状態、当日相場等を勘案した実際の買取例です。同じ品物の買取価格を保証するものではございません。
 

お品物について

CASIO JS-25は、1986年。今から37年ほど前にCASIOから発売されたソーラー(太陽光)駆動の電卓です。2023年現在は、生産が既に終了し廃盤品となっています。
そんな、約40年前の電卓が、なぜこんな高額買取につながったのか、査定のポイントをお伝えさせていただきます。
 

 

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査定のポイント

1.計算方式

 
こちらのJS-25は、加算器方式といって、通常の電卓とは少し異なった計算方式を採用しています。
 
 
 
■加算式電卓(加算器方式)とは何か?
 
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通常の電卓と、加算式電卓の違いは一言でいうと、電卓のキーを押す順番にあります。
 
通常の電卓では、1+2-3を計算した場合、
『1』→『+』→『2』→『-』→『3』→『=』と入力していきますよね。
しかし、加算器方式で同じ計算をする場合、
『1』→『+=』→『2』→『+』→『3』→『-=』と入力する必要があります。
つまり1を足して、2を足して、3を引いて と数字の後に、符号を入力していくということです。
 
一見、普通と順番が異なる為、使いづらく感じるかもしれませんが、お仕事で電卓を使用される一部の方には非常に需要の高い仕様なんです。
 
加算式メリットのメリットは、直感的に操作ができる点です。数字を入力した後に、足すか引くかを選択できるため、慣れてしまえば入力のスピードアップやミスを減らすことに役立ちます。
一方、デメリットとしては、その大きさがあげられます。キー配列の都合上、横幅が通常の1.5倍ほどの大きさになってしまい、机の上のスペースを占有してしまいがちです。
 
現在、お仕事などで大量の計算が必要となる場合は、Excelなどの表計算ソフトが用いられることが多くなってきています。
バブル期には大活躍し、一部の方々から根強い人気がある加算器方式電卓ですが、一般的な需要の少なさから多くのモデルが生産終了に追いやられています。そのため。そのため加算式であるというだけで、中古市場では高値で取引されています。
 
今回、お買取りさせていただいたモデル以外にも
DS-120、FD-20、DS-120 等のモデルがございます。いずれも発売から何年もたつ昭和レトロなモデルですが、今でも中古市場でお値段がついています。
 

2.大きさ

先ほど紹介した、加算器方式のデメリットとして横幅を大きくとってしまうということがありました。DS-120、FD-20、DS-120はいずれも横幅の大きなモデルとなります。しかし、今回お持ちいただいた、JS-25 はその点にも配慮されています。
配列を工夫することで、加算式の機能を保ちつつ、通常の電卓とほぼ同じ横幅を両立させたのです。
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3.made in japan

今でも一部、国内外のメーカーで、横幅の短い加算式電卓を製造しています。しかし、そのすべてが、アジア諸国で製造されている品物です。中国製、ベトナム製も品質は徐々に向上してきていますが、バブル時代の日本で製造されたこのモデルには耐久性では遠く及びません。
毎日、電卓をたたくお仕事の方々にとっては、もはや電卓は自身の右腕。その点においてもCASIOのJS-25は高い評価を得ています。
 

4.希少価値

以上の3つの要素を兼ね備えている数少ないモデルな上に、生産終了しており新品では手に入らないこちらのお品物は、中古市場で非常に高騰しており、当時の定価を超える金額で取引されています。
 

まとめ

今回は、加算器方式電卓 JS-25の魅力や買取価格についてお話しました。
是非、この機会にご自宅にある昔の電卓を確認してみてください。もし加算器方式だったら、ちょっとしたお小遣いになるかもしれません(笑)
 
まだまだ根強い人気のある品物です。メーカーに対する再生産の要望も多くあるようで、もし再発売された場合、中古市場の相場は大幅に下落することが想定されます。ご売却をお考えの場合は今がチャンスです!
 
※かなりマニアックな商品です。一般のリサイクルショップに持ち込んだ場合、通常の電卓と同様に数十円~数百円のお買取りとなってしまう可能性が大です。
買取専門店など、品物の背景や需要をしっかり汲み取れるお店への持ち込みをお勧めします。

 

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