買取実績
ROLEX ロレックス チェリーニ 750WG 不動品 お買取りしました 買取実績
こんにちは!
リサイクルマート飯田店です!
ロレックスチェリーニ750WG 不動品 をお譲りいただきました。
お品物について
メーカー:ROLEX ロレックス
商品名:チェリーニ
型番:不明
状態:現状不動品
スペック
ケースサイズ:約30㎜
・腕回り:最大約18.5㎝
◇仕様:
・手巻き
・750刻印有
付属品:本体のみ
ROLEXチェリーニ(近年モデル)買取価格
新品・未使用品 1,110,000~1,500,000円
中古品240000~1400000円
2023年6月時点での各現行or直近モデルのチェリーニの相場価格です
相場は日々変動いたします。
2014年にモデルチェンジされたチェリーニ
ロレックスといえば、デイトナやエクスプローラー、サブマリーナーといったいかつい時計を思い浮かべる方が多い時計メーカーです。
しかし、そんなロレックスにも主流のオイスターケースではない非防水のケースで構成された腕時計があります。
それが今回お買取させていただいたチェリーニになります。
まず、チェリーニがどのような腕時計かを知るには、その歴史から知る必要があります。
チェリーニは1928年~1929年頃に誕生しました。
チェリーニという名前はイタリア・ルネッサンス期の彫金・彫刻家として知られる「ベンヴェヌート・チェッリーニ氏」に由来します。ベンヴェヌート・チェッリーニ氏はエレガントで美しい作風で知られており、ロレックスはそんなチェッリーニ氏の作品のようなコレクションを志向してチェリーニをスタートさせたと思われます。
初代モデルはチェリーニ プリンスです。こちらは2000年にリバイバルされています。
初代チェリーニ、何よりもまずレクタンギュラー(長方形)ケースであること特徴です。なぜならロレックスは基本的にラウンドフォルムのオイスターケースがラインナップの主流であり続けてきたためです。オイスターケースが発明されたのは1926年とされており、ほぼ同時代。そのため懐中時計から腕時計へと変遷を遂げていた当時の多くの製品と同じように、非防水のまさにドレッシーなウォッチであることが特徴でした。また、当時の主流であったスモールセコンドを採用していることも現代ロレックスとは大きく異なる点です(センター3針が広まったのは、ロレックス デイトジャストがきっかけと言われています)
このプリンスを皮切りに、チェリーニは様々なモデルを発信してきました。ダナオスやチェリニウムをはじめ、可動式ラグを搭載したチェステロや蘭の花という意味で金無垢ケースモデルに名づけられたオーキッドなどが存在しています。とは言え今ほどまだ各シリーズが体系立っていなかったことや1970年代にスイス時計業界を襲ったクォーツショックの影響等からそこまで製造数が多くはなかったこと。こういった様々な時代背景が絡み合い、当時のモデルの稀少性はきわめて高いものがあります。
そして2014年のバーゼルワールドで、チェリーニのフルモデルチェンジを行います。自動巻きのクロノメーター認定ムーブメントを搭載したチェリーニタイム・チェリーニデイト・チェリーニデュアルタイムです。2014年にデビューした新たなチェリーニは、文字盤やインデックス・カラーなどを変えながら基本スタイルが今も継承されています。
コンセプトと現行モデルの特徴
チェリーニのコンセプトは「クラシシズムと不変のエレガンス」。現代のロレックスとはかなり違った路線であることが分かります。
チェリーニの名前の由来となっている彫刻師、ベンヴェヌート・チェッリーニは自叙伝も記した人物で、当時のイタリア風俗が自由奔放に記されています。その破天荒な人生はベルリオーズによってオペラにも描かれました。
ロレックスのチェリーニは、そんなチェッリーニの名を冠するに相応しいデザインが特徴です。
チェリーニの魅力は華やかで感性に訴えかける美しさに満ちた意匠と、力強くきらめく個性。素晴らしい作品を残したチェッリーニや、ベルリオーズが描いたオペラを象徴しています。
またチェリーニはロレックスより「時の守護者」「偏在する時の贈り物」という称号を得ています。クラシカルな優美さは、現代解釈されて今もしっかりと引き継がれています。
びっしりとサンビーム状にギョーシェ彫りが施された文字盤や、まっさらなダイアルにぽっかりとムーンフェイズディスクをのせるなど、現行モデルの美しさは芸術品。
現行モデルのベゼル形状はドーム×フルーテッドのダブルとなっており、チェリーニ独自のラグジュアリーさを表現しています。
チェリーニにしかない魅力
ロレックスの中でも、「知る人ぞ知る」魅力にあふれるチェリーニ。ではそんなチェリーニにしかない魅力とは、いったいどのようなものなのでしょうか。
まず注目すべきは文字盤です。スポーツロレックスはクロノグラフでもシンプルなものでも、必ずロレックスのエンブレムとロゴのほかに、デイトナなどのモデル名が入ります。さらにオイスターパーペチュアルやスーパーレイティブ・クロノメーター、オフィシャリー・サーティファイドなど細かな文字がたくさん入ります。
一方のチェリーニの文字盤はとてもシンプル。ロレックスのエンブレムとロゴ、チェリーニというモデル名しか入らないことが一般的です。ドレスウォッチとして存在するチェリーニは、文字盤も美しさを強調するアイテムです。
モデルチェンジ後のデザインではギョーシェ彫りやムーンフェイズを最高のポジションに設置するにあたり、スポーツロレックスのような細かな文字はデザインの邪魔になってしまうでしょう。
価格面でもメリットがあるチェリーニ
現在、スポーツロレックスは並行相場の高騰がちょくちょく取沙汰されていますが、チェリーニは相場がそれほど上がりすぎないというメリットがあります。
現行品も中古であれば150万円以下、生産終了モデルであれば100万円以下の相場で取引される個体も多く出回っています。ステンレススティールモデルが100万、200万といった相場感である昨今、比較的入手しやすいとというのも特徴。
何よりの注目ポイントは、スポーツロレックスと異なり、“あまり人と被ることが無い”モデルという点です。
個性も際立つデザイン性やクラシカルな中にも鮮烈なアイデアがあふれる感性は、ドレスウォッチならではの魅力ではないでしょうか。
チェリーニの査定ポイント
①状態
今回お買取りさせていただきましたチェリーニですが、ケースは細かなキズがあり、使用感があるお品物でした。
また、稼動品ではなく竜頭が回らず時計自体も動いていない不動品でした。
竜頭が回らない理由として、時計に詳しいスタッフに確認すると内部の歯車に問題があるか竜頭の棒が内部で折れてしまっているといった理由が考えられるとのことでした。
腕時計の場合、稼動か不動かで査定額に大きく影響が出ます。
その理由としてメンテナンスに掛かる費用が最低でも5万円〜必要になる事も背景にあります。
そのため買取金額面ではマイナス査定となります。
メンテナンスも定期的に行うことをおすすめします
②付属品
腕時計に限らず、その他のお品物でも共通してきますが付属品の有無という点でも査定時にはポイントになってきます。
今回のお品物の場合、革ベルトが純正品か他メーカーのものかの判別が難しいお品物でした。
ベルトが純正品かどうかでも査定に影響します。特に革ベルトの場合は経年劣化が顕著に現れやすいものなので
劣化が進み過ぎていてもマイナス評価になってしまいます。
また、今回のお品物では本体以外の付属品がありませんでした。
付属品が無い状態ですとマイナスとなってしまいます。
ブランド時計は状態もそうですが、付属品の有無でかなり査定に関係してきますので、
無くさないようにお気をつけください。
当店では、ロレックスに限らず、フランク・ミュラー、カルティエ、タグホイヤー、IWC、オーデマ・ピゲといったブランドアイテムを高価買取させていただいております。
相談だけでも結構ですので、是非お気軽にお越しくださいませ!