買取実績
【ロレックス】サブマリーナ 不動品 16610 W番 買取価格をご紹介します!
本日は、大人気サブマリーナをお買取です。
今回お買取した品は、磁気のダメージにやられてしまい、針が稼働しない状態でした。
それでも、しっかりと買取価格がつきましたので、ご紹介いたします。
また、査定ポイントも合わせてご紹介しますので、
・壊れたサブマリーナの買取価格が知りたい
・ロレックスを高く売るコツを知りたい
という方は、ぜひ最後までご覧ください。
サブマリーナ16610について
サブマリーナは、言わずと知れたロレックスの人気モデル。
1953年の登場以来、その視認性やデザインから、プロのダイバーのみならずビジネスマンをはじめ一般のユーザーにも人気があり、ずっと価格が高水準なラインです。
デイト(日付)の表示があるモデルとないモデルがあり、デイト付の方がより高価格で売買されますが、大幅な差はつきませんので、使い手の好みによる部分かと思います。
今回お買取の16610は、1989年の初登場から20年以上のロングセラーとなったモデル。
サブマリーナの、一旦の完成品ともとれるかもしれません。デイト付で、ロレックスの相場価格が乱高下している状況でも、比較的安定した価格を示してくれる頼れる1本です。
似た型番で、ベゼルが緑色の16610LVという、サブマリーナ生誕50周年記念のモデルがありますが、こちらはもっと高額で売買されています。
ロレックスのコーポレートカラーである、上品なグリーンを施したモデルは、いずれも人気が出やすいですね。
文字盤もベゼルもブラックである16610は、中古品市場で120万円~150万円ほどで入手可能。昔の店頭価格を思えば、数倍に値上がりしていますので、これはとんでもないことですね。
製造時期や状態により、価格も細かく変動します。
査定ポイント
では、今回見ていったポイントをご紹介します。
①付属品
まずは、時計本体以外の付属品をチェックします。
ロレックスの時計は購入すると、箱・クロノメータータグ・ギャランティカード・ブレスの予備コマなど、標準付属品が多数ついてきます。
これらの有無で、買取価格や、その後の販売価格が大きく変動してきます。
特に、箱とギャランティカードのふたつは、あるかないかで10万円近くの差が生まれることもありますから、超重要です。
今回は、付属品は箱のみでした。
ギャランティカードや予備コマがないのが痛く、価格は大きくマイナスとなります。
②時計のダメージ
次に、時計の傷をチェックします。
今回は、全体的にかなり使い込まれており、傷が非常に多く見られました。
これだけ愛用してもらえて、この16610も時計冥利に尽きるのではないでしょうか。
細かい傷は研磨である程度目立ちにくくできますが、ぶつけた・打ち付けたような傷、打痕と呼ばれますが、この打痕が小さく点在しているのが、今回はマイナスポイントでした。
また、画像の撮影時にあたってある程度清掃しましたが、手垢汚れがかなりついており、その点もややマイナスとなりました。
③シリアルナンバー
ロレックスの時計は、6時方向のブレスの部品、フラッシュフィットと呼ばれますが、これを外すとシリアルナンバーが刻印されています。
これを見ると、製造時期が確認できます。
今回は、Wで始まる数列で、通称「W番」と呼ばれるものでした。1994年ぐらいに製造されたと見られることがわかりました。
28年前ですから、購入なさった時は30万円台ぐらいの価格だったことかと予想できます。うらやましいですね。
④動作確認
時計は時刻を教えてくれるものですから、きちんと針が動くかどうかをチェックします。
さっそく振ってローターを回してみると…あれ、動かない。
実は、冒頭書いたように、査定にあたり、お客様から「実は磁気にかなり当ててしまって、動かないんです」という旨伺っていました。
実のところ、磁気でやられた機械式時計を見るのが初めてだったのですが、こんなに全く動かなくなってしまうこともあるんですね。
ローターは動きますが、針が全く動かないのです。何度か試すと、2秒ぐらい動くこともありましたが、ほぼNG。
確実にオーバーホール・修理が必要なことがわかりました。
リューズを操作して、時刻変更やデイトの変更ができること、また時刻送りをすることでデイトジャスト機構がはたらくことは確認できました。
針が動かないのは致命的で、今回はここで最も大きく価格マイナスとなりました。
まとめ
今回は、不動品であること、ギャランティカード欠品、傷多めということで、流通相場と修理コストなどを考慮させてもらい、68万円でのお買取となりました。
上記チェックポイントもお客様にお伝えし、どういった理由で68万円になるのか、ご納得の上でお売りくださいました。
ロレックスを高く売るには、
・購入時の付属品はすべて保管
・磁気に近づけない
・手垢汚れは時々清掃する
・5年に一度、オーバーホールに出す
といったところが大切です。ロレックスに限らず、時計の査定はすべてこれらのポイントが重要ですね。
お持ちのロレックスがいくらで売れるだろう?と気になった方は、ぜひリサイクルマートフィール浜松小豆餅店にお持ちください。
丁寧に査定し、納得のいくお買取をさせていただきます。
事前に大体いくらか価格を知りたい方は、当店のLINE公式アカウントへの画像送信によるお問い合わせがオススメです。
お店の営業時間中、いつでもご相談を受け付けております。
お気軽にご利用ください!