買取実績
【645N】ペンタックス 中判カメラ ジャンク 645N 買取価格をご紹介します!
本日は、ペンタックスの中判カメラ、645Nをお買取しました。
買取価格と査定ポイントをご紹介します!
一般的なフィルムカメラに使われるフィルムは画角サイズが36×24mmの通称35ミリフィルムですが、この645はその名そのまま645判フィルム、サイズは56×31.5mm。
縦にも横にも結構大きくなっていますね。PENTAX645Nは、フィルムカメラファンにも人気が高い1機ですよ。
この記事は、
・中判カメラの売値が知りたい方
・645というカメラが実家にあるが、どう手放したらよいかわからない方
にオススメです。どうぞご覧ください。
PENTAX 645Nについて
ペンタックスの645Nは、1997年に登場した、645判フィルムで撮るフィルムカメラ。
先代に、1984年に登場したNがついていない645というモデルがありますが、こちらはマニュアルフォーカス操作で、645Nではオートフォーカス機能を搭載しています。
中判フィルムにもサイズが様々あり、何度か当店でもお買取した通称バケペン、PENTAXの67(6×7)は、56×70mmのフィルムを使いますが、先述の通りこの645Nは645判と呼ばれ、56×41.5mmのフィルムを使います。
それにより何が変わるかというと、カメラボディそのものが軽量になります。画角が変わる分、必要な大きさが変わるワケですね。
PENTAXは伝統的に小型軽量カメラを生産していましたが、この中判カメラにおいても645判を採用することで、軽量で、外での撮影用に持ち歩ける中判カメラを作っていた、というワケですね。
バケペンは結構な重さがあり、外でサッと構えて撮るのはなかなかパワーが要りますが、今回の645Nはサッと撮ることもできそうです。
そんな645N、中判カメラデビューに選ぶ方も多いのか、結構な人気の高さ。
中古市場では、6万円前後~15万円超で購入可能。カメラ専門店による整備がきちんとされている品は、15万前後で入手可能で、ひとまずモノが手に入ればOKという場合は、オークションなどで6万円前後で入手できますよ。
もちろん、レンズも必要ですので、初期費用はそれだけでは済まないですけどね。レンズも品により価格は様々です。
査定ポイント紹介
タイトルにジャンクとつけ、買取価格が15,000円であることからわかるように、今回はジャンク品でした。
価格の決め手となったポイントをご紹介しますので、ご参考になれば幸いです。
①カメラの汚れや傷の有無
まずは、カメラの汚れをチェック。汚れがひどい場合は、カビの発生などで査定額が大幅ダウンする恐れがあります。
今回の645Nは、とても丁寧に使用されており、汚れはほとんど見られませんでした。
特に、ミラー周辺もきちんとケアされており、大切にされていたことがうかがえました。
②動作確認
次に、カメラの動作チェックを行います。
電池を入れ、フィルムがなくてもできる範囲の操作を試すのですが、まずは電池ボックスを確認。
なんと、電池ボックスが液漏れでボロボロに。
画像でも伝わるかと思いますが、通電のための端子も角度がそれぞれに曲がってしまっています。
何とか上手く端子と電池を合わせて通電させられないか試しましたが、どうも液漏れによる腐食で、折れている部分があり、電池ボックスのフタが上手に閉まりません。
ビミョーに隙間ができているのがわかるかと思います。
これにより、通電不可のジャンク品としての判断となり、買取価格は最大価格の1/3程度となってしまいました。
まとめ
おおむね動作に問題がなければ、傷汚れの少なさから5万円近い買取価格になったかと思いますが、通電不可のため切なくも15,000円という価格でのお買取となりました。
逆に言えば、綺麗でなければもっと価格が落ちていた恐れも。
電池は面倒でも抜いて、液漏れによる腐食や損傷を回避した保管、そして湿気を避けカビなどの発生がおきないようにすることが、カメラを高く売るコツですね。
実家の片づけや遺品整理で見つけた品だからよくわからない!という方は、お気軽に店頭までお持ちください。Googleなどで調べてご自身でお手入れできればGOODですが、難しい場合はそのままお持ちくださって査定するのがベターかと思います。
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ぜひ、どんなカメラでも、一度査定にお持ちください。壊れていたり、汚くてもOKですよ。