買取実績
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【GMTマスター】ROLEX 16700 黒ベゼル N番 買取価格をご紹介します!

本日は、大人気ロレックスのスポーツモデル、GMTマスターの1本をお買取いたしました。

1,000,000円という価格ですが、鋭い方は「ちょっと安くない?」と思われるかもしれません。

もちろん理由があっての価格ですが、査定のポイントをご紹介しながらご案内します。

この記事は、

・GMTマスターの売値が気になる方

・昔のロレックスはいくらぐらいの価値になっているか知りたい方

にオススメの内容となっております。

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GMTマスター・16700について

GMTマスターは、1957年に最初のモデルが登場した、2つの地点の時間がひとつの時計ケースで確認できる、パイロットウォッチ。

実用的な時計を作るロレックスが評判を高めていた頃、アメリカの当時世界一の航空会社といわれていたパンアメリカン航空から、パイロット用の時計が作れないか打診を受けたことがはじまり。

通常の3針(時・分・秒)に加え、赤い針を搭載。24時間で1周するGMT針であり、これに加え24時間表記の回転式ベゼルも搭載。

これら特徴的な機構により、通常の針が指す時間とGMT針が指すベゼルの時間と、ふたつの時間が分かるようになっています。

パイロットはもちろん、国際出張が多いビジネスマン、世界中の方と仕事を共にする方など、多くの人に愛される時計となります。

また、GMTマスターのモデルはこの16700が最後。これ以降の現在に至るまで発売されているモデルは、「GMTマスターⅡ」となり、こちらはGMT針で確認する第2時間帯の表示方法が増えたほか、第3時間帯も設定できるように進化しています。

16700は、24時間表示を区別しやすいよう、赤青の2色ベゼルのものもあり、こちらの方が人気も高いですが、黒ベゼルも締まった雰囲気がとてもかっこいいですよね。

16700は、ネットショッピングではおおむね140万円~180万円ほどで購入可能。状態や付属品の有無で、こんなに変わるんですね。

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査定ポイント紹介

では、今回の16700の買取価格が100万円となった理由を見ていくため、査定でチェックしたポイントをご紹介します。

①時計外観状態

まずは、時計に傷がないか、外観を見ていきます。

ガラスの欠けやヒビなどは、査定額を数万円下げてしまうポイントとなります。また、何かに打ち付けてしまったような打痕(小さなへこみのような傷)も、査定額を変えますので要注意。

今回は、ケースには大きな傷は見られず、ガラスのダメージも見られませんでした。

今回驚いたのは、ブレスに傷が全くないこと。

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聞くと、ベルトは別の気に入っていたご自身のものを使っていたのだそう。

ステンレスとはいえ、純正ブレスは金属同士のこすれあいで摩耗し、ダレが生じてしまいますので、これも査定額を下げるポイントたりえます。

今回はブレスが新品そのものということで、この点は非常に高評価でした!

②動作チェック

次に、時計の機能に問題がないか確認します。

今回は、この点で20~30万円ほどお値段を下げてしまいました。

まず、自動巻きのモデルですので、時計を振ってローターを動かし、針の稼働を見るのですが…。

どうもローターの回る音に、特有の気持ちよさがありません。ギリギリと、何かが詰まったのを無理に回しているような音と感覚があります。

無事に針は動きましたが、しばらく動かすと、実際に過ぎた時間よりもかなり時刻に遅れが見られます。

30分ほど動かしたところ、今回の16700は10分ほど遅れていました。

そして、GMTマスターは先述の通り回転式ベゼル搭載ですが、このベゼルの回転も動きが悪かったです。ズリズリと、これも無理矢理動かしているような感覚を覚えました。

伺うと、この時計の購入は29年前ですが、一度もオーバーホールに出されたことがないとのことでした。

逆に、よく針は動いてくれたな…と、ロレックスの技術力に改めて感心してしまいます。

タイムグラファーで計測すると、振動数は正常範囲なものの、日差がずっと定まらず、‐28秒~+15秒ほどの範囲をランダムで表示してしまいます。

ローターによる巻きが足りなくて正確に計測できていない可能性もありますが、そもそもローターが回りにくいので、ここはハッキリとした判断は難しいものの、少なくともバッチリ元気とは言えないことは確かです。

幸い、針が動いてはいるものの、確実に様々な不調が内部で起きている様子で、修理や各種調整にかかるコストを考慮し、ここで大幅な査定額マイナスとなってしまいました。

③付属品の有無

付属品の有無も、大切なポイントです。

箱・ギャランティカード・ブレスの予備コマの3種類が、特に大きく査定額を左右します。

今回は、予備コマはすべて、使われずに保存されていたブレスに取り付けられており、箱もギャランティカードもきちんと付属していましたので、ここはGOOD。

クロノメータータグがないのがやや寂しいですが、大きなマイナスは生みませんでした。

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まとめ

今回は、GMTマスター16700の査定と買取価格についてご紹介しました。

時計やほかの商材でもいえることですが、

・購入時の付属品はすべて保管

・傷をつけないよう大切に使う

・定期的(一般的には5年に一度くらいのペース)にオーバーホールをして不具合を防ぐ

といったポイントが、GMTマスターをはじめ高級時計を高く売るコツですね。

普段使いで生じうる傷はどうしようもない場合もあると思いますが、付属品の保管とオーバーホールは、ぜひ心がけたいところです。

浜松市内でGMTマスターやそのほかロレックスの時計を売るかご検討中の方は、ぜひリサイクルマートフィール浜松小豆餅店にご相談ください!

上記のような査定ポイントを丁寧に確認しながら、しっかりと高額提示できるよう頑張ります!

 

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