買取実績
「K18と鼈甲(べっこう)の美しさを評価!最高値で買取いたします!」
こんにちは、買取専門リサイクルマートフレスポ赤穂店です。
先日の買取商品のご紹介です、「K18 鼈甲(べっこう)メガネ」を買取させていただきました。
赤穂市のリピーターのお客様よりお買取させていただきました。いつも当店をご利用いただきありがとうございます。
鼈甲は、熱帯に生息するウミガメの一種であるタイマイの甲羅から作られる装飾品です。
タイマイは日本国内での生息地域は石垣島を最北端とされており、原材料はウミガメを食用とする文化のある国から、残った甲羅のみを輸入していました。
しかし1975年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動物の国際取引を規制する条約)が発効されたことにより、原材料のタイマイの輸出入は禁止されています。
現在日本国内で回っている鼈甲製品は、輸出入禁止前に原材料として在庫のあったものや製品となります。
つまり、数は減っていく一方ですので、年々希少価値が高くなっています。
この記事では、鼈甲製品の売却にあたり損をしないためのポイントをご説明致します。
①K18 鼈甲メガネの価値
②鼈甲の種類
③お店選びのポイント
買取価格の理由や査定時に鑑定士が見るポイントを、実際のお買取したものを例にご紹介致します。
高く売るためのコツやお得な情報をこれからお話ししていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
赤穂や上郡、相生にてお買取を考えの方や、リサイクルショップをお探しの方はぜひ当店まで!!
商品紹介
商品名:K18素材 鼈甲メガネ
状態:Bランク
令和6年において鼈甲製品の流通量は非常に少なく、その理由は前述したように原材料の輸出入が全面的に禁止されているためです。
数は減っていく一方ですので、状態の良い鼈甲製品はますます手に入らない状況です。
K18 鼈甲メガネの価値
鼈甲製品で多く流通しているのが「眼鏡」です。
特に金(K18)とのコンビで作成されているものが多くあります。
鼈甲の眼鏡を造られる方は富裕層が多く、お金を持っている象徴的なアイテムであったことから共に高級素材である鼈甲と金が使われていたのでしょう。
当時は金の価格も安く、gあたり/1000~2000円ほどで購入できていました。
メッキの技術がそこまで高くなかったことも金が使われていた一つの理由です。
金無垢の素材感を出すためにはメッキを蒸着させる方法がありますが、当時はメッキ技術が高くなかったので金をそのまま使われていたようです。
時代背景と当時の技術的にも鼈甲と金の相性はよかったんですね。
令和になり鼈甲は輸出入禁止で希少価値が上がり、金の価格は当時の10倍ほど。
使われている素材両方の価値が高くなっているというものです。この流れは今後も変わらないものでしょう。
お店選びのポイント
鼈甲製品を高価で売却するにはお店選びが重要です。
通常のK18のメガネであれば、分解して金部分の重さを計り当日の金相場で買取するというシンプルなものです。
しかし鼈甲のメガネはそうはいきません。分解してしまうと製品としての価値が失われてしまいます。
分解せずに金の重さと鼈甲の価値を算出しなければならず、それには経験と知見が必要です。
鼈甲の価値+金の価値=買取価格
当店は鼈甲の価値と金の価値をしっかりと見定めて買取価格を提示いたしますのでご安心ください。
鼈甲かどうかわからないもの
ネット通販やフリマアプリでは、鼈甲に似せて作られたプラスチックや樹脂素材の「類似品」が多くあります。
このような商品は価格も安く購入しやすいですが鼈甲ではありません。商品タイトルや説明欄に記載されていますのでわかりやすいです。
わかりにくいのは「タンスの奥から出てきたもの」「受け継がれてきたもの」「古そうなもの」です。このあたりは本物か類似品か判断に迷うかと思います。
古いものであるからといって全て鼈甲とは限りません。類似品は明治以降から流通しており卵白を主成分とした合成品で「練り鼈甲」とも呼ばれています。
もしわからない製品がありましたらお持ちください。しっかりと判断させていただきます。
※今回の買取価格について※
K18 鼈甲メガネを64,500円で買取させていただきました。
鼈甲の種類・重量を加味してこのお値段になっております。
※買取チェックポイント総評※
鼈甲のメガネは流通量が少なく、原材料が手に入らない背景もあり年々希少価値が高まっているお品です。
K18で作成されたものは、金の価格も上昇しており「使われている素材2つとも値上がりしている」という現象が起こっています。
今後もこの流れは加速していくと思われます、状態の良い製品は少なくなると考えられ金価格も年々上昇しているためです。
類似品も多くある鼈甲製品は鑑定に経験と知見が必要です。