買取実績
貴金属(K24・K18・PT900)喜平ブレスレット・リングなど総重量44.2gを買取させていただきました。
こんにちは、「買取専門リサイクルマートフレスポ赤穂店」です!
本日は貴金属製品、純金のコインや喜平ブレスレット・石付きのリングなど買取させていただきましたのでご紹介します。
赤穂市のリピーターのお客様よりお買取させていただきました。いつも当店をご利用いただきありがとうございます!^_^
この記事では、貴金属製品のお買取価格や高く売るためのコツを当店鑑定士の窪島が具体的にお伝えいたします。
買取価格の理由や査定時に鑑定士が見るポイントを、実際のお買取したものを例にご紹介致します。
高く売るためのコツやお得な情報をこれからお話ししていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
赤穂や上郡、相生にてお買取を考えの方や、リサイクルショップをお探しの方はぜひ当店まで!!
商品紹介
品位:K24/K18/PT900
商品名:喜平ブレスレット・リングなど
今回お持ちいただいたお品はお客様ご自身のものもありましたが「遺品として譲り受けたが貴金属かどうかわからない」というものも含まれていました。
ご自身のものは購入した記憶もありますので「貴金属かどうか」は覚えているものですが、遺品や譲り受けたものは「何かわからない」というお客様は多くおられます。
そのような「何かわからない金属」はどのように判断するのか?詳しくご説明いたします。
貴金属製品の見分け方・刻印
ほとんどの貴金属製品には刻印があり見分けるのは容易です。
上記画像のようにリングなら内側に刻印が打刻されており、その金属が金なのかプラチナなのかすぐにわかります。
3番目の画像はイヤリングのものですが、稼働部の内側に刻印されていることが多いです。
貴金属製品の刻印一覧表
リングは内側に、ネックレスやブレスレットは留金の部分に刻印があります。
上記の貴金属一覧表の刻印をご参考にしてみてください。
肉眼では見えずらいと思いますのでルーペなどで見ていただくのが良いかと思います。
こちらのダイソーさんから発売されている「スマホ用ルーペ」はおすすめです、これがあればほとんどの刻印は見えると思います。
刻印が確認できない場合・検査機器を使います
刻印が確認できないものも当店には多く落ち込まれます。
切れたネックレスや壊れたリング・金具が折れてしまったイヤリングやピアスなどがこれにあたります。
こちらは実際に当店に持ち込まれたピアスです。
キャッチがなく刻印も見当たらなかったのでお客様も「何かわからない状態」でした。
こういった場合には検査機器として「試金石」と「比重計」を使って調べていきます。
試金石の検査
試金石(しきんせき)とは、金の品質を図るために使われる主に黒色の石英質の鉱石の別称です。
一般的には碁石などの材料としても使われている那智黒石を指しています。
左側が試金石、右の瓶に入っている液体は「硝酸」です。
使い方は簡単です、金属を試金石にこすりつけてその上から硝酸をかけるだけです。
①金属を試金石にこすりつける。
②こすりつけた金属の上に硝酸をかける。
③こすりつけた金属に硝酸をかけて反応を見る
こすりつけた金属が金やプラチナであれば硝酸をかけても溶けずに残っています。
上記画像は硝酸をかけてもに溶けずに残っているのが確認できます、この段階では金の純度(品位)まではわかりませんが金である可能性が非常に高くなります。
こすりつけた金属が溶けてしまった場合は、金の可能性は低くなります。
①金属を試金石にこすりつける
②こすりつけた金属の上に硝酸をかける。
③こすりつけた金属に硝酸をかけて反応を見る
先程と違いこすりつけた金属は溶けて消えてしまいました、この場合は金の可能性は非常に低いと言えます。
このように刻印の確認できない金属は、一つずつチェックして金やプラチナであれば品位を確認する作業に入ります。
品位確認には比重計とX線検査で
試金石で金反応が残った場合には品位(純度)の確認作業が必要になります。
試金石では金であることはわかりますが、その金が24金なのか18金なのかまではわかりません。
24金と18金では1gあたりの買取価格が違うので品位まで確認しないと正確な査定金額を算出することができません。
品位確認には「比重計」や「X線検査機器」を使います。
こちらは当店でも使用している比重計です。
比重計は物体の質量を計測し、その物体を液体(通常は水)につけることで堆積を測定します。
比重は物体の質量を体積で割ったものなので、これらの計測値から比重を算出することができます。
金・プラチナの比重値
こちらは金・プラチナの比重表です。
金・プラチナ共に含有率が高いほど比重値が高くなっています。
比重値が高い=純度が高い=1gあたりの買取価格は高くなります。
正確な査定金額を算出するのに、品位確認は必須の作業というのがお分かりいただけると思います。
刻印がない貴金属製品でも機械を使えばきっちりと品位までたどり着くことができ、結果としてお客様にきちんとした査定金額をお出しすることができます。
比重計でも判断できない場合にはX線検査
比重計は体積を測る機械ですので、中空のものや石が付いている貴金属・軽すぎる製品については正確に測定できません。
そのような製品の場合には最終的にX線検査にて対応します。
X線検査は貴金属の純度測定だけではなく成分分析までできますので、正確に貴金属を見極めることができます。
※今回の買取価格について※
貴金属製品、喜平ブレスレットやリングなど総重量44.2gを355,040円にてお買取させていただきました。
金相場が高値圏で推移しているタイミングでお売りいただいたのも高価買取のポイントと言えます。
※買取チェックポイント総評※
今回お持ちいただいた貴金属製品は、ご自身のものだけではなく譲りうけた何かわからないものまでありました。
このような場合には、きちんとした検査をした上で金額を算出することが重要なポイントです。
「金かそれ以外の金属か?」
「金やプラチナであった場合その品位(純度)は?」
「1つずつの正確な重さ・純度をお店側が説明しているか?」
「メッキ製品の場合はどのような理由でメッキなのか?」
など当店では1つずつきちんとご説明させていただいております。
譲り受けたものや遺品整理で「何かわからないもの」がありましたらぜひ一度
「買取専門リサイクルマートフレスポ赤穂店」にぜひご来店ください。
この度は当店にお任せいただきありがとうございました。