今回お買取りさせていただいたお品物はカメラメーカーとして有名なニコンのデジタル一眼レフカメラD7000です。

DXフォーマットモデルとして、ある意味最高のパフォーマンスを誇ると称されるD7000。

その象徴といえるものがダブルスロットと視野率約100％のファインダーです。どちらも本来の最上位モデルD300Sにも搭載されているものですが、ダブルスロットに限っていえば、2つのスロットともSDXC/SDHC/SDメモリーカードのD7000のほうが、SD+CFカードのD300Sよりも使い勝手はよいのではといわれています。

スロット1から記録し、空き容量が無くなったらスロット2で記録する順次記録が行えるダブルスロット。

同じ画像を同時に両方に記録するバックアップ記録、スロット1にRAWを、スロット2にJPEGを記録するRAW+JPEG分割記録が可能となっています。ファインダーについては、ペンタプリズム式で倍率は約0.94倍。ピントの山の掴みやすいB型クリアマットスクリーンを採用するほか、格子線の表示も可能としています。

査定ポイント

①状態

デジタルカメラの査定の場合、型番・年式などの基本情報を確認するのはもちろんですが、バッテリーで問題なく稼働するのか、レンズを取り付けてエラー無く撮影できることを確認します

またレンズ前玉にキズが付いていないかを確認します。
レンズに関してはカビやくもりが発生している場合、査定額に影響します。
一度カビやくもりができてしまうと、カメラ本体やレンズを分解して洗浄といったクリーニング作業が必要になり、
よほど知識が無い限り、一般の人では作業できないのでメーカーやカメラショップで専門的に作業できる方に依頼しなければなりません。
クリーニングにかかる費用もメーカーやレンズの種類によって変動があるため、場合によっては高額になる場合もあります。
そのため、レンズの保管には除湿庫を使用したり、用意が難しい場合はカメラバッグに乾燥剤を入れて保管するという方法で管理をしたほうがレンズの寿命を伸ばすことに繋がります。
また、経年劣化により接着剤(バルサム)が剥がれてしまう事によりレンズがくもるバルサム切れに関しては
こちらも専門的な技術が求められるため、メーカーの修理に出すことが推奨されます。

 

②付属品の有無