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プラチナ(白金)について

プラチナ(白金)の特徴
 
 
プラチナ(白金)とは、
 
白い光沢を放つ原子番号78、
 
元素記号Ptの金属です。
 
化学的に非常に安定で
 
あるため、装飾品や各種の
 
触媒としても利用されています。
 
これまでに人類によって
 
産出されたプラチナの総量は
 
約4,000トンにすぎず、
 
産出量が少ない貴金属なため、
 
プラチナチケットなど
 
入手しにくい貴重なものの
 
たとえに使われることも
 
あります。
 
プラチナ(白金)は、その美しい
 
輝きから宝飾品として利用されたり
 
融点が高いことなどから、
 
電極、るつぼなどにも
 
利用されます。
 
また触媒としての活性を生かして
 
自動車の排気ガス浄化触媒として
 
使用されたり、高い耐久性から
 
自動車の点火プラグや排気センサー
 
などにも使われています。
 
 
■装飾品としてのプラチナ(白金)
 
 
白銀の輝きが美しい
 
プラチナは、婚約指輪や
 
結婚指輪に使用されることが
 
多い素材ですが、ネックレス
 
などのファッション
 
アクセサリーの素材としても
 
多く使われています。
 
ゴールドやシルバーなど
 
の素材に比べると希少で
 
あることから、プラチナは
 
高価だという特徴があります。
 
プラチナには「婚姻の約束」や
 
「強い絆」という意味が
 
込められていて、結婚指輪や
 
婚約指輪にふさわしいと
 
されています。
 
金属によっては汗や水などに
 
弱く変色や変質を起こす
 
ものもありますが、プラチナは
 
変色や変質に強いという
 
メリットがあります。
 
プラチナの柔らかく美しい
 
白銀の輝きは、日本人の
 
黄味がかった肌に
 
よく馴染むと言われています。
 
プラチナのアクセサリーを
 
身に着けることで、
 
装いに高級感を与えて
 
くれるだけでなく、肌をより
 
美しく見せてくれるます。
 
プラチナのアクセサリーは
 
普段使いにはもちろん、
 
フォーマルシーンの特別な
 
装いのときにもよく映えます。
 
シーンを問わず使用できるので
 
常に身に着けることができ、
 
愛着がわきやすいと
 
いえるでしょう。
 
プラチナはとても柔らかい
 
加工がしやすい素材です。
 
そのため、デザインの
 
バリエーションが出しやすく、
 
変形してしまったときの
 
修理やサイズ直し、
 
アクセサリーのリフォームが
 
しやすいという魅力に
 
つながったと思われます。
 
 
■プラチナ(白金)の種類と純度
 
 
プラチナ(白金)の純度は、
 
ジュエリー用の白金合金に
 
関しては、千分率で表記されます。
 
純粋な白金はPt1000となり、
 
日本国内で宝飾品として
 
販売される白金の純度は
 
Pt1000、Pt950、Pt900、
 
Pt850の4区分が一般的です。
 
ISOや社団法人日本ジュエリー協会は、
 
プラチナジュエリーと
 
呼称できるのは、Pt850以上と
 
規定しており、造幣局の
 
品位証明区分もこの4区分を
 
採用しています。