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ソーダライト(Sodalite)

ソーダライト(Sodalite)

 
方ソーダ石(ほうそーだせき)
 
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鉱物学データ
 
組成 Na8Al6Si6O24Cl2
結晶系 等軸晶系
モース硬度 5.5 ~ 6
比重 2.1 ~ 2.4
 
 

知性と強い意志をあたえる石

 
 
1.ソーダライトとは
 
 
ソーダライトは、
 
よくラピスラズリと
 
間違えられる美しいブルーの
 
鉱物で、実際にラピスラズリを
 
構成する青色鉱物の一つ
 
でもあります。
 
粉砕した際に青色が
 
消えてしまうと言う性質を持ち、
 
この性質がソーダライトを
 
見分ける鑑別点にもなっています。
 
その他に、ブルーの色彩が
 
少し黒味がかっているほか、
 
ラピスラズリのような
 
パイライト(黄鉄鉱)が
 
含まれていないところも
 
特徴のひとつです。
 
ソーダライトという名前は、
 
ナトリウムの含有量が
 
高いところから(Soda ナトリウム)
 
(lithos を含む岩石)が由来です。
 
一般的に不透明でラピスラズリよりも
 
少しくすんだ印象の石という 
 
イメージを持たれがちな
 
ソーダライトですが、
 
品質の良いものは、
 
深みのあるサファイアを
 
思わせるブルーが
 
印象的な石で、
 
「インペリアルソーダライト」と
 
呼ばれるものも存在します。
 
ソーダライトの亜種に、
 
ソーダライトに不純物として
 
含まれた硫黄の影響で、
 
紫外線を受けると赤紫や
 
ピンクに色を変色し、
 
やがて元に戻る性質
 
(フォトクロミズム現象)を持つ石、
 
ハックマナイト
 
(Hackmanite ハックマン石)が
 
あります。
 
 
2.ソーダライトの歴史と言い伝え
 
 
古代の人々の間では
 
「青」と「赤」の色に
 
魔除けの効果があると
 
信じられていました。
 
この両方の色相を持つ
 
ソーダライトは、
 
古代エジプトでは
 
「邪悪なものから身を守る石」
 
として崇められ、
 
王族や僧侶など身分の高い人が
 
身につけていたそうです。
 
ソーダライトは、
 
古くからラピスラズリや
 
アジュライトと同様に
 
重要視された鉱物ですが、
 
粉砕した際に青色が
 
消えてしまうという性質を持ち、
 
魔よけの顔料として
 
使えない事がわかりました。
 
その為、ラピスラズリや
 
アジュライトが
 
そのまま重要視され続けたのに対して、
 
ソーダライトは装飾品としても
 
しだいに歴史の中で
 
存在感を失っていきました。
 
 
3.ソーダライトに伝わる意味
 
 
ソーダライトの
 
エネルギーの特性は、
 
ラピスラズリとアジュライトが
 
持つ人の霊性と精神面に対して
 
強い効力を持つのに対して、
 
主に意識面に対して働きます。
 
特に特徴的なのは、
 
ソーダライトは現実的な
 
目標や夢を達成する為の
 
意思や我慢強さを強く高めて
 
くれる石であるという事です。
 
夢や目標を達成する為に
 
有益な石というのは、
 
ほとんどがこの
 
「意思を強くする」と言う部分と、
 
「決断力を強める」という部分に
 
関係があります。
 
意思と貫くと言う部分で
 
オススメの石と言えるかも
 
しれません。
 
また、自分で意思が弱い、
 
継続が苦手だと思っている人には
 
絶好のお守りとなってくれるでしょう。
 
夢や目標へ向かって
 
頑張っている人への
 
目標達成のお守りに
 
ピッタリの石です。
 

ソーダライトのカラー・種類

 
暗いブルーに白と黒の部分が
 
交じり合ってできています。
 

ソーダライトの原産国

 
カナダ、アメリカ、
 
ブラジル、ナミビア、
 
インドなどから産出されます。
 

取り扱い・お手入れについて

 
ソーダライトは水や塩分、
 
紫外線で変色してしまう
 
可能性があります。
 
汗をかいてしまった時などは
 
柔らかい布などでこまめに
 
拭き取ってあげましょう。
 
直射日光に当たる場所などでの
 
保管はなるべく避けるように
 
しましょう。