買取実績

本日は、グランドセイコーの買取についてご紹介します。

ヴィンテージな1本で、裏蓋にはメダリオンが光る、それでいてシンプルフェイスなかっこいい1本。

・ヴィンテージのセイコーを売りたい

・古いグランドセイコーの売値を知りたい

という方は、ぜひご覧ください。

商品について

今回ご紹介する6155-8000は、セイコーの最高級フラグシップモデルグランドセイコーの中でも、特別なムーブメントを使用した1本。

その証に、文字盤の6時方向には、GSロゴの下に「SPECIAL」の文字が。

国産初の10振動(=毎時36,000振動)を実現した「61GS」からさらに改良と試作を重ね、極限まで精度を求めた特別なモデルとして世に送り出されました。

GSロゴが金色だったり、裏蓋のメダリオンだったり、高級感とセイコー伝統のデザインが美しく仕上げられた逸品といえます。

これがメダリオン。メダル部分がとれてしまうことも多く、買取価格を左右するポイントでもあります。

ハイビートゆえ、部品の摩耗の心配がありますから、長く使うためにも、買取価格アップのためにも、オーバーホールの重要性が高いことも特徴のひとつといえそうです。

時計の王様ともいえるロレックスが8振動(=28,800振動)ですから、それよりも高振動ということで、大切にしてあげたいものです。

6155-8000はやはりセイコー愛好家からの支持が強く、ネットショップなどでの販売価格は150,000円～200,000円ほど。

およそ50年前の時計ですから、価値の保たれ方には目を見張りますね。

買取価格について

今回は、60,000円でのお買取となりました。

ポイントは、

・15秒ほどの日差

・外観の傷の多さ

といった部分です。

日差とは、機械式時計に見られる「1日あたり、何秒のズレが生じるか」という数値ですが、クロノメーターに合格した正確な時計は日差ｰ4秒～+6秒とされております。

今回は+15秒の日差があり、本モデルとしてはやや大きめの数値となっていました。

ローターの動き方も、音が少々ざらついており、油不足が懸念されます。

したがってオーバーホールしないと販売するには少々心もとない状態のため、そのコストを考慮した価格マイナスとなりました。

次に、外観には傷が多く、小傷が無数に見られます。

幸い、ケースに打痕と呼ぶ深い傷はありませんでしたが、価格には影響します。

そして、マイナスポイントとして今回は、ガラスの風防に欠けがありました。

ガラスの欠けは修復不可能ですから、買取価格は大きくマイナスとなります。

まとめ

今回は、古い品ゆえ丁寧に品の状態をチェックし、修理コストや相場価格を考慮し、60,000円でのお買取となりました。

しっかり稼働しており、日付変更もしっかり早送りと12時と、問題なく機能しましたので、大前提となる時計としての使用可否はクリアしておりましたので、その点は高く評価しております。

このクラスのヴィンテージ時計ともなると、完全不動のジャンク品を拝見することも多々ありますから、稼働品であること自体が価値といえます。

 

リサイクルマートフィール浜松小豆餅店では、国産時計も高価買取！

今回のようなヴィンテージモデルから、新しい時計も大歓迎です。

1本1本、状態や動作を丁寧に確認し、お客様にご納得いただける価格提示を行います。

ぜひ、どんな時計でも、当店で査定させてください！

 

当店LINE公式アカウントを友だち追加して、画像を送ってかんたん事前査定も受付中！

ぜひ登録お願いします！