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宝石の中でとても人気があるルビーについて

ルビーとは

ルビーという名前はラテン語の『赤』という意味の『ruber(ルバー)』からきています。

ルビーの色で最上級とされているのが赤からわずかに紫、またはピンクがかった色合いで、

この色は鳩の血の色にたとえられておりピジョンブラッドと呼ばれています。

和名を紅玉と言い、硬度は9と とても高く傷が付きにくいので普段使いに適しており、非常に人気が高い宝石の1つに数えられます。

 

また、最も評価の高いルビーはミャンマー産のものと言われています。

ミャンマー産のルビーは古くから好まれ、多くの人々が深い赤色をしたルビーに隠れたパワーが秘められていると信じられてきました。

ルビーの赤色は石の中にある消えない火によるものであり、これによって身に着けた人は長生きができ、水を沸かすことさえできるなどと言い伝えられたそうです。

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実はルビーとサファイアは同じ

宝石が好きな人の間では有名なお話しですが、ルビーとサファイアはどちらも『コランダム』という鉱物が原石です。

【含有される不純物(元素)によって変わります。】

●クロムを含む→ 赤色=ルビー

●酸化鉄や酸化チタンを含む→ 赤色以外=サファイア

です。

コランダムの宝石は赤や青以外にもオレンジやピンクなど様々な色が存在していますが、

赤色のコランダム宝石だけがルビーと呼ばれているんです!

ルビーは通常、ブリリアントカットのクラウンと ステップカットのパビリオンを有する【ミックスカット】に成形加工されます。

そんなルビーには、カラーストーン最高のカラット当たりの価格が付けられることがあり、質のいいルビーの価格は 競売で記録を更新し続けています。

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ルビーの価値

さて、そんなルビーの年間産出量は50万カラットほど。

1カラットが0.2gですので、50万カラットは10万g=100kgとなります。

100kgも取れるなら多くない?と思われるかもしれませんが、

宝石の定番ダイヤモンドの年間産出量は1500万カラット、同じコランダムのサファイアは2000万カラット、エメラルドは300万カラットとなっており、

ルビーの産出量は桁違いに少ないのです。

このためカラーストーン市場では、ルビーが最も重要な宝石の1つとして数えられています。

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ルビーのお手入れ

お手入れには、温かい石鹸水と柔らかいブラシを使用すると安全に洗浄することができます。

洗面台で洗う場合はタオルを敷いてからお湯を貯めると、万が一手が滑ってもダメージを防ぐことができます。

超音波クリーナーおよびスチームクリーナーは通常、未処理の石や熱処理 ・格子拡散処理が施された石に使い、

ガラス充填や染色が施された石のクリーニングは、湿らせた布だけで行います。

 

ルビーを見る時は、白熱灯下で特に美しさが発揮され、蛍光灯下だと美しさも欠き品質もわかりにくくなります。

反対にサファイアやアクアマリンなど青系の宝石は蛍光灯下の方が綺麗に見えます。

ルビーはそれぞれの産地によって若干の色合いの違いが見られます。

 

ルビーの産地

ほとんどのルビーは市場で好まれる色にするために加熱が施されており、見た目だけで産地を言い当てるのは困難です。

特に似たような地質環境で成長したルビーはなおさらです。

それでもなんとなくその産地らしい 色合いというものがあり、並べてみると判ることがあります。

山地について語ると長くなるので、ルビーの産地については次の記事で詳しくお話していきますね。

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最後に

いかがでしたでしょうか?

ルビーがどういった宝石なのか少しでもわかっていただけると嬉しいです。

私たちリサイクルマートでは今回紹介したルビーはもちろん、記事の中に出てきた「ダイヤモンド」「サファイア」「エメラルド」なども買取しています!

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