【相場が下がった？】チューダーの人気モデルはプレミア価格で売却できるのか？

こんにちは、リサイクルマート稲沢パールシティ店です。

今回も当ブログに目を通していただきありがとうございます。

2022年腕時計の相場が大きく動きました。

プレミア価格が付いていた時計の中古販売価格が下がったり上がったりと、

相場の変動に振り回される1年となりました。

プレミア価格の代表格のロレックスは1月相場と12月相場を比較して軒並み下がってしまいました。

凄まじい人気は継続していますので定価割れというところまではいっておりません。

ロレックスと深く関連性があるチューダーもプレミア価格で取引されることが多いですが、

この一年で相場は動いています。

正規店でたまたま見つけた入手困難モデル、転売目的で買ったけれど損をしてしまった。

買取で定価以上の値が付いた記憶が残っていて、暫くして査定に出すと驚く結果になってしまった。

うれしい声もありますが、悲しい声を聞くことが多くなったように感じます。

私たちは精一杯、納得していただけるような買取価格で対応させていただいておりますが、

所有しておられる方は今後の相場状況も知っておく必要があるとおもいました。

今回はチューダーのプレミア価格が付いていたモデルの買取価格がどのように変化したのか、

解説させていただきたいと思います。

この記事は

・チューダーの相場はどのように変わったのか？

・人気モデルがいくらで売れるのか知りたい方

・今後の相場の見通し(個人的見解)

・チューダーは転売できるのか？知りたい方

におススメの記事となります。

参考にしていただければ幸いです。

2022年のチューダーの相場変動

2022年の中では1月辺りがどのブランドでももっとも相場が高かった時期思われます。

それ以降は徐々に値下がりが進んでいることとなりました。

チューダーもその波に巻き込まれ徐々に下げることとなりました。

プレミア価格が付いている高額モデルを筆頭に下がり始めました。

それでは人気モデルがどのように変動したかをお伝えしていこうと思います。

プレミア価格が付いている商品の変動例

①79360 ブラックベイクロノグラフ

発売当初から人気の高かったブラックベイクロノ

チューダーの中でも1、2を争うほどの人気モデルだあります。

現在でも品薄状態で、正規店には月に1、2本程度しか入らないそうです。

そんなモデルがまさかの定価割れか！？

定価648,000円

2022年最大相場・・・・70万円台前半

2022年12月相場・・・・60万円前後程度

差額・・・・・・・・・12万円程度ダウン

②79010SG ブラックベイフィフティエイト

ケースにシルバーを使用したブラックベイフィフティエイトは、

トープ文字盤に惹きつけられる人が多かった印象です。

流通量が多くなってきた昨今は相場も徐々に下がってきています。

定価539,000円

2022年最大相場・・・・50万円前半程度

2022年12月相場・・・・40万円前半程度

差額・・・・・・・・・10万円程度ダウン

③79210CNU ブラックベイセラミック

機械やケースにブラックセラミックを使用しブラックで統一されたブラックベイ。

15000ガウスに耐える帯磁性や200ｍ防水を兼ね備えております。

発売当初は低下を超える金額で販売されていることもありましたが、

最近では定価を割ってしまうことも出るようになってきました。

相場が少しずつ下がってきています。

定価589,600円

2022年最大相場・・・・50万円前半

2022年12月相場・・・・45万円前後

差額・・・・・・・・・8万円程度ダウン

④79470 ブラックベイプロ

2022年4月に発売されたモデルなので流通量が少なく、

本格的な値崩れが今のところは起きていないモデルとなります。

発売当初よりも中古販売価格は下がってきたものの、

売却時には定価を超えることも出来そうなモデルとなります。

定価486,200円

2022年最大相場・・・・55万円前後

2022年12月相場・・・・50万円前半

差額・・・・・・・・・3万円程度ダウン

⑤79950 レンジャー

発売されたのが7月ということもあり流通量が少ないことから、

まだ値段の下落はありません。

未使用品であれば買取価格も定価を上回りそうです。

しかし確実に流通量は増えています。

かんてい局の方でも11月頃から持ち込まれるようになったそうなので、

今後の値動きには注意が必要かと思われます。

定価371,800円

2022年最大相場・・・・40万円程度

2022年12月相場・・・・40万円程度

差額・・・・・・・・・今のところはまだ下落していない模様のようです。

チューダーの中でも定価越えの買取価格が付いていたモデル徐々に下がってきてしまいました。

かろうじてブラックベイプロやレンジャーは定価越えでの相場も期待できます。

出たばかりのぺラゴス39などもまだ高く売却できるかもしれませんね。

それではなぜ相場が下がってしまうのか？解説させていただきたいと思います。

どうして相場が下がるのか

相場が下がるのもいくつかの要因があると思われます。

世界情勢であったり人気の変化であったりと原因は様々です。

こういった様々なことが絡み合って相場は成り立っております。

①時計相場全体の下落

2021年から2022年にかけて高級時計の相場は軒並み上昇しておりました。

ロレックスを筆頭にパテックフィリップ、オーデマ・ピゲ、

ヴァンシュロンコンスタンタンなどの雲上ブランドや、オメガやチューダーのように、

比較的低価格帯のブランドも上昇していました。

しかしずっと上がり続けることは難しくいつかは落ち着くことがあります。

少し加熱が過ぎたのかもしれませんね。

その熱が落ち着きを取り戻しつつある状態といえると思います。

②時間の経過

発売当初は注目され、特に入手困難な人気モデルはプレミア価格で販売されますが、

中古でも流通するようになり出すと、徐々に下げていく特徴がみられます。

ロレックスは圧倒的な人気のため安くなるとすぐ買われますが、

チューダーはロレックスほどの人気は無いため、流通量が増えると売れるまでに時間が掛かりやすくなってしまいます。

販売店は早く売るためには値下げを行うしかないので、

そうなると中古相場は少しづつ下がってしまいます。

③世界情勢の変化

日本だけでなく世界の景気も重要となります。

2021年から2022年の初旬は世界経済は潤っていました。

金融緩和を行ったことによって経済が回復して生活に余裕のある人が増えました。

しかし、今年はロシアのウクライナ侵攻など様々な事件が起き、

激しい物価上昇がおき、金融引締めを行うようになり、さらに為替も乱高下しました。

経済が悪化すると贅沢品は真っ先に削られるので、販売にも影響が及びます。

今後のチューダーの相場について

直近ではロレックスの相場が下がっているので、予想は良くて現状維持ですが、

下がっていく可能性が高いのではと考えられます。

為替は円高傾向、世界経済は金融引締め中、世界の物価は高いまま、

流通量は少しづつ増えていることなどの悪条件が揃ってしまっていますからです。

チューダーはロレックスと比較すると相場の変動は緩やかですので、

使用している方は焦って売却する必要はないかと思われます。

転売目的で購入された方は、少しでも早く売るべきなのではと考えます。

流通量が増えてしまいますと、ブラックベイクロノのように、

定価割れしてしまう可能性があるからです。

最後に

今回はチューダーの相場について解説させていただきました。

時計全体の相場は落ち着きを取り戻しつつあり、

今後も続いていくことが予想されます。

チューダーの人気はとても高いのですが、ロレックスのようにはいかないので、

時間の経過ともに下がりやすくなってくると思われます。

プレミア価格で売却できていたモデルも今では定価割れ。

プレミア価格が付くモデルも変わっていますので、

今後の相場の状況にも目が離せない状況です。

もしもお持ちのチューダーの売却をお考えの方は是非一度ご相談くださいませ。

相場の相談や精一杯の買取価格のご提示に努めさせていただきます。

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