新着情報
Subpage Header Image

カイヤナイト(Kyanite)

カイヤナイト(Kyanite)

 

藍晶石(らんしょうせき)
 
2858218_s.jpg
 
 

浄化の石

 
1.カイヤナイトとは
 
 
カイヤナイトは和名を
 
藍晶石(らんしょうせき)と言います。
 
この藍晶石という鉱物は、
 
多彩な色を持ちます。
 
その中でも主に色彩の良い青色のものが、
 
宝石やビーズへと加工されます。
 
同じ青色の中でも鮮やかで発色が良く、
 
透明感を持つものが高品質だとされます。
 
見た目にもわかるように
 
何本ものラインが見られます。
 
これは一定の方向に入った結晶が
 
何重にも重なった層のように
 
見えているのです。
 
この層に対して縦方向、横方向と、
 
どちらから力を与えるかによって
 
硬度が異なります。
 
この性質から二硬石(ディスシーン)
 
とも呼ばれ、カイヤナイトは加工が
 
大変難しい鉱物となっています。
 
 
 
2.カイヤナイトの歴史と言い伝え
 
 
カイヤナイトの語源はギリシャ語で
 
「深い青」を意味する
 
「kyanos」に由来します。
 
鮮やかな青色を持つカイヤナイトは、
 
他のブルーの宝石にも劣らない
 
美しさを持ちますが、
 
古くからサファイアと
 
間違えられることが多かったようです。
 
名前は1789年から使われているそうですが、
 
それ以前にはカイヤナイトだと
 
思われる石の記述も残されていません。
 
ヨーロッパでは20世紀まで
 
サファイアの名前で販売されていたようで、
 
「カイヤナイト」の美しさや名前が
 
定着してきたのは近年だと考えられます。
 
 
 
3.カイヤナイトに伝わる意味
 
 
誰か尊敬する、目標にする。
 
そういったことは人生において
 
とても重要なことです。
 
しかし、依存しすぎてしまう
 
ケースもあります。
 
大切なことは、その人達から学んだ事を
 
どのように自分の中に
 
吸収するかが大切です。
 
そういった事柄を
 
カイヤナイトの美しい青は、
 
「適応・純粋・清純・正常」などの
 
石言葉が示すように、
 
物事を正しく判断し、
 
精神を安定させる助けに
 
なってくれるでしょう。
 
あなたに更なる自信を
 
与えてくれるきっかけと
 
なってくれるかもしれません。
 

カイヤナイトの種類

 
カイヤナイト (ブルー)
 
グリーンカイヤナイト
 
オレンジカイヤナイト
 
インディゴブルーカイヤナイト
 

カイヤナイトの原産国

 
ブラジル産は鮮やかなブルーや
 
濃い目のグリーンのカイヤナイトが
 
産出されます。
 
タンザニア産は、深いブルーグリーンの
 
カイヤナイトが採れ、透明感のあるものは
 
大変美しいです。

 

取り扱い・お手入れについて

 
カイヤナイトは硬度が低い石です。
 
衝撃にも弱いのでぶつかったり、
 
擦れたりしないように、
 
取り扱いに注意してください。
 
また紫外線での変色の恐れもあります。
 
普段のお出掛けなどは問題ありませんが、
 
直射日光に当たる場所などでの保管は
 
避けるようにしましょう。