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【ブランデー】世界三大ブランデーを、ご存じですか?
【ブランデー】世界三大ブランデーとは
世界三大ブランデーには、コニャック・アルマニャック・カルバドスがあります。
〇コニャック
ブランデーと言えば真っ先に思いつくのがコニャックだと思います。
コニャックはフランスのコニャック地方が産地です。ワインで有名なボルドー地方の北に位置します。
コニャックと言う名前も地名が由来で、コニャック地方でつくられる蒲萄を原酒としたブランデーのみ
コニャックと名乗る事が出来ます。コニャックの醸造は原料の蒲萄でワインを作り、そのワインを2度蒸留します。
そうする事でアルコール度数を高めることが出来ます。
蒸留したら樽に詰めて長時間熟成。その後さまざまな熟成年数のブランデーが調合して出来上がります。
〇アルマニャック
アルマニャックはフランス西部のアルマニャック地方が原産です。
アルマニャックではコニャックよりも古くからブランデーの製造を行っていたそうです。
原料は白ブドウです。白ブドウの品種は主にユニブランが使用され、その他フォルブランシュ・コロンバールなどが
原料となっています。アルマニャックの製造工程は収穫した白ブドウで白ワインを作り蒸留します。
コニャックと違うのは、この蒸留方法で半連続式蒸留機という機械で1度蒸留されます。
そして樽に入れ長期間熟成します。熟成したのちに大切になるのが調合作業です。さまざまな熟成年数のブランデーをブレンドします。
〇カルバドス
カルバドスは三大ブランデーの中でも比較的飲みやすいブランデーと言われます。
カルバドスはフランス北西部に位置するノルマンディー地方で作られています。
この地域で作られたものしかカルバドスと名乗ることが出来ません。
他の地域で作られたものはアップル・ブランデーと呼ばれています。
カルバドスの原料はリンゴです。カルバドスが作られるノルマンディー地方には約800種類の林檎がありますが
中の48種類程度のものがカルバドス用に使えるリンゴだとか。
カルバドスの製造工程はリンゴを搾り発酵させ、発酵させたものがシードルです。
シードルを蒸留しオーク樽で熟成させると完成します。熟成期間が長くなるにつれ、まろやかさと深いコクがうまれます。
ブランデーのコニャックとアルマニャックには等級がつけられています。
熟成年数のランク付けでV.S.O.P.やナポレオン、X.Oなどがそれにあたります。
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