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宝石の知識7 誕生石
誕生石とは
誕生石とは、1~12月までの各星座に属する宝石のことです。
自分が生まれた月の星座に属する宝石を身に着けていると、
病気や災害を避け、幸運に恵まれるという占星術の信仰が母体となり、
18世紀頃からユダヤ人を中心にヨーロッパで一般化しました。
また、誕生石にはそれぞれ意味(パワー)が込められており、
黄道十二宮における天頂にある星座
(その季節に一番天空の頂点に来る星座)の宝石の力が
一番強くなると信じられていたことから、
月々に宝石を付け替える習慣も誕生ました。
誕生石の由来
誕生石は、旧約聖書に記されているユダヤ教の大祭司の
胸当てにはめ込まれた12種の宝石がその源であるといわれています。
現在のように石と月が結びつけられたのが18世紀頃です。
その後1912年、アメリカの宝石小売商組合によって、
季節感や象徴的な意味などを考慮して新しい誕生石が選定されました。
日本では、1958年に全国宝石商組合が日本古来のサンゴを3月に、
東洋の至宝であるヒスイを5月に加え「日本の誕生石」を定めています。
誕生石一覧
■1月:ガーネット(柘榴石)
■2月:アメシスト(紫水晶)
■3月:アクアマリン(藍玉)
■4月:ダイヤモンド(金剛石)
■5月:エメラルド(翠玉、緑玉)・ ジェイド(翡翠)
■6月:パール(真珠)・アレキサンドライト(金緑石)
■7月:ルビー(紅玉)
■8月:ペリドット(橄欖石)・スピネル(尖晶石)
■9月:サファイア(青玉)
■10月:オパール(蛋白石)・トルマリン(電気石)
■11月:トパーズ(黄玉)・シトリン(黄水晶)
■12月:ターコイズ(トルコ石)・タンザナイト(灰簾石)
まとめ
誕生石についてお分かりいただけたかと思います。