買取実績
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【コンタックス】CONTAX T2 ワケあり品 買取価格をご紹介します!

本日は、貴重なカメラ、コンタックスのT2をお買取いたしました。

マット調のチタンのボディが高級感を演出する、実際に高級モデルなカメラです。

見た目にはシンプルですが、洗練されたデザインなのです。

今回の買取価格と、査定でチェックしたポイントをご紹介します。

・T2を売りたい

・T2から買い替えたい

・T2がいくらで売れそうか気になる

特に静岡県西部在住のそんな方は、ぜひご覧くださいね。

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CONTAX T2について

T2は、京セラが1990年に世に送り出した高級コンパクトフィルムカメラ。

ボディ外装には高級金属チタン、ファインダーにはサファイアガラスが使われており、剛性の高さとビジュアルの高級感、クリアな視界をいずれも備えています。

発売から32年経つカメラですが、今なおフィルムカメラファンからの人気は高く、あこがれの1台として高い需要があります。

その理由は、コンパクトで軽量、持ち歩きやすさに優れながら、とても美しい写真が撮れることにあります。

コンパクトカメラだからといって性能で妥協しないことをコンセプトに、カールツァイスのゾナーレンズを採用。

このレンズの4群5枚の構造は一眼レフのレンズと同じ構造のため、一眼レフに引けをとらない色彩の再現やほどよいボケ味を出した写りが実現されています。

性能面で妥協せず、しかし携帯性を損なわないよう沈胴式になっていることから、結果としてビジュアルのまとまりがとれているところも人気の理由のひとつといえます。

また、オートフォーカス機能や自動露出調整機能も備えており、サッと取り出してパッと撮る、ということが可能なのも魅力ですね。

発売当時の定価は120,000円。かなりの高額ですが、人気が当時爆発、36万台が売れたそうです。高級コンパクトカメラというジャンルを確立した1台ともいわれています。

中古市場でお求めの場合、カメラ専門ショップの整備済みの品は、160,000台から購入可能。状態良好品だと20万円近いものも見られます。

ネットオークションなどでは、ジャンク品でも80,000円ほどから、動作品だと120,000~150,000円ほどの価格で取引されています。

定価よりも高い、稀有なカメラですね。定価超えは、ロレックスなど高級腕時計や、一部ホビーなどでしか起こりえないと思っていた現象ですが、カメラでも生じています。

人気の高さがうかがえますね。

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査定ポイント紹介

では、今回の買取価格を決めた査定ポイントをご紹介いたします。

①外観ダメージ

まずは、カメラ本体の外観の傷や汚れを見ていきます。

もちろん、傷が無いほうが査定額は高くなります。

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いろいろな所へお客様と出かける中で、多少ぶつけてしまうこともあったのでしょう、角にへこみ傷が見られます。

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電池のフタも、経年劣化により変色が見られます。また、ネジがところどころ酸化してサビており、ここ最近の保存環境はあまり良くなかったかもしれません。

今回は、傷もそうですが酸化部分が多数見られたことにより、査定額がマイナスとなりました。

②カメラ内部の汚れ

次に、カメラ内部の汚れを確認します。

手入れを怠り湿気がたまるとカビやくもりが生じてしまいますが、その場合、撮影に影響を及ぼしてしまうため、価格が大幅ダウンとなります。

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今回のT2は、レンズ中央に汚れが生じています。

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一方、ファインダーの中にはカビがびっしり!レンズの汚れも、ここからの転移かもしれません。

覗き込んでも変な映り込みはないですが、今後のカメラ内でのさらなるカビの転移が心配です。

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フィルム取り付け部も、開けるとホコリが若干たまっていました。画像はそれらを多少吹いて取り除いていますが、ホコリ混入はカビや汚れの原因となります。目に見えないレベルの汚れももしかしたらあるのかもしれませんね。

今回は、ファインダーのカビが原因で大きく価格を下げてしまいました。

③動作確認

そして、カメラが正常に動くかを確認します。

タイトルに「ワケあり品」と入れたのは、ここにも問題が見られたためです。

AFにつまみを合わせてみると、フラッシュも起動してシャッターを切る挙動が行われます。

ここは良かったのですが、マニュアルフォーカスにモードを変えると、レンズが浮き沈みを繰り返し、撮影ができなくなってしまうのです。

シャッターボタンのプッシュに対する挙動が怪しくなり、反応がある時とない時が生じてしまいます。

おそらく、AFでなら撮影できなくはないかと思いますが、お買取においては、これはジャンク品として考えることとなります。

また、今回はデータバックも付属していましたが、こちらは電池を替えて日付の調整ができました。S__3203268.jpg

メーカーもまさか30年以上経っても使われるとは想定していなかったのでしょう、年月日のうち年は、’19までしか設定できないようになっています。

なんとなく、私の生まれ年の今日に設定しています。

フィルムがないため撮影確認はできていませんが、MF機能の不具合により、ここでも買取価格を大きくマイナスする結果となりました。

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まとめ

今回は、経年劣化と動作不具合により、大きく買取価格を下げた結果となりました。

すべてクリアした完動品なら、最大で80,000~90,000ほどの買取も見込めるポテンシャルを秘めたモデルなだけに、もったいない気持ちもしますが、それでも30年以上前のカメラが45,000円でのお買取ですから、すごいです。

古いカメラのため、店頭持込時の状態は様々かと思いますが、どんな状態でもしっかりと上記のような査定ポイントを丁寧にチェックし、適正な価格かつ地域No.1の買取を行っております!

ぜひ、T2など高級コンパクトカメラから、シンプルな昔のフィルムカメラまで、使わない・手放したい際はリサイクルマートフィール浜松小豆餅店までご相談ください!

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